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電波新聞拾い読み 2017年5月22日

世界の有料テレビ市場 17年に2023億ドルの見通し

 世界の有料テレビ市場が17年にピークを迎え2023億2000万ドルの見通し。以降、22年までは安定成長する。16年は2021億4600万ドルだった。それでもアジア太平洋地域の加入者数増加で今年から22年までの6年間は2000億ドルの市場規模を維持すると予想されている。
 英国のデジタルTVリサーチ社が世界138カ国の有料テレビ市場を調査、17年から22年までの間に33カ国で下降すると予測している。
 主要地域別では17年から22年までの6年間で米国が16年より120億ドル減少、西欧や東欧もそれぞれ5億6600万ドル、2800万ドル減少するという。22年には米国の有料テレビ市場は948億2000万ドルの規模になり、世界全体の47.5%を占めるというのがデジタルTVリサーチ社の予測。
 米国のシェアは10年の58.3%から下降しているが、それでもネットフリックスが4月末で加入者数1億件に到達、AT&Tの衛星放送サービスのディレクTV、コムキャストもケーブルテレビ加入契約を着実に増やしつつある。
 受信端末の種類がこれまでのテレビからタブレットやスマホに拡大、マルチデバイス化が進んでいることも有料テレビ市場拡大につながっている。
 有料テレビで急成長市場はアジア太平洋地域。22年には400億ドル規模に達する見通しで、17年から22年までの6年間出57億6000万ドル増加することになる。特に中国市場の拡大が予測される。アジア太平洋市場は13年にすでに西欧を抜いており、17年には欧州全体を上回る見通し。


電波新聞拾い読み 2017年5月22日