トップページ > 電波新聞拾い読み > 2017年2月29日

電波新聞拾い読み 2017年3月29日

主要テレビ各社 高音質化への開発強化

 主要テレビメーカー各社はテレビの高音質化に向けた開発を強化している。各社ともオーディオで培ってきた技術やオーディオ専業メーカーとの協業により、スピーカシステムを開発。最新の高精細4Kテレビはデザインを損なわずに高音質再生ができるスピーカシステムを搭載しており、メーカーごとに特徴が出てきている。4Kにより高精細高画質映像に負けない音づくりは今後もさらに加速していくとみられる。
 薄型テレビは本体が薄型設計されるとともに狭額縁デザインを採用することから、構造上高音質化が難しいといわれている。一方で、映像は4Kが主流になり高画質化が進む。メーカー各社は高音質を楽しむ手段としてホームシアターシステムを提案すると同時に、幅広いユーザーが手軽に高音質を体感できるようテレビ本体の高音質化に取り組む。
 各社のスピーカシステムは本体背面のスピーカボックスの形状と設置位置を工夫するとともに、デジタル処理技術などを駆使して迫力のある音を実現している。オーディオ専業メーカーと協業し、技術を取り入れている製品も増えてきた。


NRIセキュア 企業の実態調査 セキュリティ人材「不足」9割

 野村総合研究所グループのNRIセキュアテクノロジーズが28日発表した「企業における情報セキュリティ実態調査2017」によると、セキュリティ人材の不足傾向がより顕著になっていることが明らかになった。
 調査は02年から15年連続で実施しており、今回は上場企業を中心とする国内3000社の情報システム・情報セキュリティ担当者を対象に行った。
 それによると、セキュリティ人材の充足状況では89.5%の企業が「不足している」「どちらかと言えば不足している」と回答。「13年以降、80数%で高止まりしていたが、今回はさらに高くなった」という。
 セキュリティ人材の獲得状況施策は3割の企業で実施していないこともわかった。
 最高情報セキュリティ責任者(CISO)は52.5%の企業が未設置となっていた。サイバー攻撃の対策に関しては、この1年で標的型メール攻撃とランサムウエア(身代金要求型ウイルス)の事件事故が急増。標的型メール攻撃の事件事故は前年から倍増の34.1%に、ランサムウエアは32.5%となった。
 事件事故の拡大に対しサイバー攻撃への対策に遅れが見られた。メールやインターネットに対する基本的な対策を行っているところは多いが、高度な攻撃への対応は遅れていた。
 新技術として注目されているIoTに関しては52.3%の企業が「導入済み・利用している」「検討中・関心がある」と回答した。半面、サイバー攻撃リスクの増大をIoTの課題として掲げる企業は41.9%あり、IoTに係る課題の2位となった。
 今回の調査を受け、同社ではセキュリティ人材の不足解消に関して「人事部門やビジネス部門と連携した施策の推進」「CISOなどの設置」を挙げる。セキュリティ対策については「高度なサイバー攻撃に対する定期的な見直しや、設定変更などによる対策を高度化することが重要」とした。


世界でもっとも売れたスマホ 16年は「iPhone6s」

 16年に世界で最も売れたスマホは米アップル「iPhone6s」だった。英調査会社IHSマーク一途の発表によるもので、1世代前のモデルが同年9月発売の新機種「iPhone7」の出荷数を抑えて、首位となった。
 IHSでは350種類以上のスマホの出荷台数を継続的に追跡し、このほど16年の上位10機種を発表。アップルの「iPhone」は6s以下、7、7プラス、6プラスが上位を独占。
 以下、韓国サムスン電子のフラグシップ「ギャラクシーS7エッジ」、「ギャラクシーJ3」、中国OPPOの「A53」、サムスン「ギャラクシーJ5」「ギャラクシーS7」「ギャラクシーJ7」の順となった。


電波新聞拾い読み 2017年3月29日