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電波新聞拾い読み 2017年3月21日

アイコム HF+50MHz帯の固定型アマチュア無線用100Wトランシーバ

 アイコムは5月、異なるバンド/モードの2波同時受信が可能なHF+50MHz帯の固定型アマチュア無線用100Wトランシーバ「IC-7610」(税別価格36万8000円)を発売する。
 信号処理にRFダイレクト・サンプリング方式を採用。アナログ信号を直接デジタル信号に変換し、FPGA内で処理することで送信フェーズノイズを向上。近接する強信号からのブロッキングの影響で受信感度が悪化する指標RMDRを105dB(1kHz離調時)に抑えた。
 メーン/サブ同一性能の独立した受信回路2系統を備え、異なるバンド/モードの2波同時受信を可能にした。高速・高分解能のリアルタイムスペクトラムスコープで異なるバンド/モードを監視するデュアル表示。
 受信信号を時系列で表示するウオーターフォール表示機能も備えている。受信部のメーン側とサブ側にそれぞれDIGI-SELを搭載し、短波帯放送局からの強力な不要電波を排除した。7インチ大型カラータッチパネルで各種設定情報の視認性、操作性を高めた。


エレコム ギガビット通信対応無線LANルーター

 エレコムは、ギガビット級の光通信に対応した標準無線LANルーター「WRC-1167GEBK-S」(税別価格7040円)を3月下旬から発売する。
 同製品は、5GHz帯と2.4GHz帯で独立した2×2の高感度の内蔵アンテナを搭載。WANポートはギガビット通信に対応し、「ギガ光」などの高速回線を最大限に活用できる。
 4人家族を想定し、4人全員がスマホやタブレットなど、複数のWi-Fi端末を同時に使用した場合でも通信できる。
 セキュリティはWPA2-PSK(AES)に対応。


ソニー 渋谷に新しい情報発信拠点

 ソニーは渋谷モディの1階に、新しい情報発信拠点「Sony Square Shibuya Project(ソニースクエア渋谷プロジェクト)」を4月8日にオープンする
 ソニースクエア渋谷プロジェクトは、ソニーグループの製品、テクノロジー、コンテンツなどを掛け合わせることで、ユニークかつ新たなソニーの魅力を伝えることを目指して開設されるスペース。
 ソニースクエア渋谷プロジェクトでの展示は、1〜2ヵ月ごとに更新されるテーマに基づいた企画展示となり、定期的に変更される。
 製品のデモンストレーションにとどまらず、インタラクティブな参加型の体験や、エンターテインメントやテクノロジーに関連したワークショップ、エンターテインメントコンテンツと開発中の技術を融合させたユニークな体験型展示など、渋谷の町を訪れる人の好奇心を刺激する体験を提供していく。
 また、渋谷モディの外壁に設置された「ソニービジョン渋谷」(大型街頭ビジョン)とも連携し、渋谷の待ちに新しい驚きをもたらすダイナミックな仕掛けも検討していく。


KDDI ドローン基地局の実証実験

 KDDIは災害時に携帯電話サービスの利用が困難な地域の一時的な復旧を目的に、小型の携帯電話基地局を搭載した「無人航空機型基地局(ドローン基地局)」を開発した。3月以降順次、全国10ヵ所の保守拠点に配備し、実証実験する。
 ドローン基地局は、災害時に陸上や海上からの携帯電話サービスの提供が困難な状況でも、上空から一時的な携帯電話サービスの提供が可能。携帯電話サービスに加え、被災地の様子を上空から撮影し、リアルタイムで被災地外の地域に映像配信する機能も備える。
 今回開発したドローン基地局の試作機は、半径1kmをカバーするシステムを搭載しており、利用できる携帯電話は数台程度。飛行時間は現状30分程度だが、予備の電池パックを入れ替えながら可用性を高める。
 今後、上空における携帯電話基地局の実用化に向けて、実験試験局の免許を取得し、災害発生を想定した実証実験を各地で実施する計画。


電波新聞拾い読み 2017年3月21日