トップページ > 電波新聞拾い読み > 2017年3月6日

電波新聞拾い読み 2017年3月6日

16年12月の電子部品世界出荷 13ヵ月ぶりプラス

 JEITAが発表した16年12月の電子部品グローバル出荷額は、前年同月比4.7%増の3352億円で、13ヵ月ぶりに前年同月比プラスとなった。車載やスマホ向けの需要が堅調に推移し、年末にかけて為替の円安が進んだことも売上高を押し上げた。
 地域別出荷では、「中国」が同3.5%増となったのをはじめ、「米州」を除く全ての地域で前年同月を上回った。
 製品別では、コネクタが同20%増、アクチュエータが同17%増、インダクタが同14%増など高い伸びとなり、コンデンサも同6%増と伸長した。一方、高周波部品は2桁の減少となった。
 足元の電子部品需要は、自動車関連は欧米や中国向けを中心に堅調。スマホ向けは、16年前半はやや低調に推移したが、年後半はアップルのスマホ新モデル需要や中国系大手端末メーカーのLTE端末生産拡大により堅調に推移。加えて、16年11月中旬から年末にかけて進んだ円安進行が日系部品企業には追い風となった。
 産機向けの部品需要も16年秋以降、緩やかな回復基調にある。


16年の世界液晶テレビ出荷台数 前年比2%増

 台湾の市場調査会社ウイッツビューは、16年の世界液晶テレビ出荷台数が前年比1.6%増の2億1920万台だったと発表した。北米で年末商戦期の販売が好調だったほか、大画面テレビの低価格化、さらに中国の住宅市場での需要増に支えられ、小幅ながら前年比プラスとなった。
 ベンダー別出荷数では、韓国サムスン電子が前年比横ばいの4790万台で首位。2位は韓国のLGエレクトロニクス(前年比4.1%減の2820万台)。以下、中国ハイセンス(同3.9%増の1330万台)、中国TLC(同0.8%減の1320万台)、ソニー(同3.7%減の1170万台)の順。
 サムスンは1年を通じてサプライヤからの中型パネル供給が不足したことが響いて、テレビ出荷が伸び悩んだ。LGはシェア拡大から、製品のマージン上昇に軸足を移したため前年比マイナス。
 一方、ハイセンスとTLCは中国のテレビ市場が飽和状態に近づきつつある中、海外向けを強化し出荷を伸ばした。


JVCケンウッド 子ども用ステレオヘッドホン

 JVCケンウッドは、JVCブランドから子ども向けのステレオヘッドホン「HA-KS2」を3月中旬から発売する。市場想定価格は税別2780円前後。
 同機は、子どもが楽しく使用できるキッズ向けヘッドホン(対象年齢3歳以上)。子どもの耳に配慮し、出力音圧レベルを85dB/1mWの低感度に設定(走行中の電車の車内程度の音量)。
 子どもの頭に合わせやすいコンパクトなバンドを採用。また、着用中に子どもが指を挟むのを防ぐため、隙間の少ない設計としている。


電波新聞拾い読み 2017年3月6日