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電波新聞拾い読み 2017年3月1日

ドコモなど日米欧3社 18年上半期に5G NR実証実験

 NTTドコモ、米クアルコム、スウェーデンのエリクソンは国内での5Gサービス展開に向けて、3GPPで策定中の国際標準仕様「5G NR(New Radio)」に準拠した実証実験を18年上半期に開始する。
 5G NRは高い周波数帯を利用して、数ギガbpsの高速・大容量通信を実現する技術。今回のトライアルは、ミッドバンド4.5GHz帯およびミリ波帯の28GHz帯を使用。クアルコムの端末プロトタイプとエリクソンの基地局を用いて、NTTドコモが提供する様々なユースケースを想定した実環境において行われる。
 4.5GHz帯を使った試験では、必要な通信エリアや容量を確保するための実験を実施。大規模MIMO(多重入出力)、ダイナミックTDD、高度符号化・変調技術など様々な5G NRの要素技術を実証する。
 また、28GHz帯を用いた試験では、先進の5G NRアンテナ技術を採用して、見通しの利かない場所や端末が移動する環境でも、堅牢で安定したモバイル・ブロードバンド通信を悌起用するための実験を行う。


総務省 17年度予算 次世代通信網に434億円を計上

 2月27日に17年度予算案が衆議院を通過して年度内に成立の見通しは確実になったが、総務省は第5世代移動通信システム(5G)や次世代光通信網整備の「世界最高レベルのICT基盤」作りに前年度より43億円多い433億9000万円を計上している。同省の17年度予算総額は16兆1772億円。
 5Gで第4世代とされる現在のLTE方式の1000倍の通信容量、約100倍の接続機器数、10Gbps以上の通信速度や1ミリ秒以下の遅延の実現を目標にしている。
 434億円の主な打ち分けは、5Gでは17年度予算として、第5世代モバイル推進フォーラム(5Gフォーラム)などの活動による5Gシステム実現に向けた研究開発などに26億円、5Fシステムの総合実証実験に25億1000万円を計上。
 次世代光通信網では、東京五輪・パラリンピックで8K映像などの巨大なリアルタイムデータの流通が予測される。このための研究開発に5億円の予算を計上、超大容量通信に対応する次世代光通信技術の研究開発を推進していく。
 次世代光通信関連では来年度の予算としてさらに、ひっ迫する周波数の有効利用のための研究開発を推進する情報通信研究機構(NICT)の運営費に273億円、電波資源拡大のための研究開発費(5G関連除く)に95億7000万円を投入する。


NEC ノートPCで世界最軽量機種など

 NECパーソナルコンピュータは、ノートPCで世界最軽量となる「HZ350/GAシリーズ」をはじめ、軽量2-in-1モバイルノート「LAVIE Hybrid ZEROファミリー(13.3型、11.6型)」を刷新し、2日から発売する。
 スマホ普及により、タッチ操作は一般的なものになってきた。今回、同ファミリーは13.3型、11.6型全商品がノートPCとタブレットの2モードで利用できる2-in-1タイプとなった。
 新設計の13.3型は、従来機「HZ550/FA」よりも軽量。4世代目となる今回の新デザインでは、2-in-1型の軽量化という次の課題に挑戦したNECの技術の集大成になる。
 13.3型機は、「HZ750/GA」「同550/GA」「350/GA」の3シリーズ。360度回転ディスプレイにより、タブレットモードに切り替え可能。
 11.6型機は、「HZ330/GA」「同300/GA」の2シリーズ。着脱式キーボードにより、タブレットにもなる。


オリンパス スティックタイプICレコーダ

 オリンパスは、スティックタイプのICレコーダ「Voice-Trek(ボイストレック)」VP-15」を10日から発売する。
 同機は、ポケットに収められるコンパクトサイズ。高性能の全指向性ステレオマイクや、ポケットの中でのこすれ音を抑える「こすれ音フィルター」、録音レベルを自動調整する「ボイスチェイサー」などの機能を搭載している。
 要望の多かった外付けマイク/イヤホン兼用ジャックを搭載。外部マイクでの録音やテレホンピックアップを使用しての電話録音が可能になった。
 内蔵メモリーは4GB、最大録音件数は999件。


電波新聞拾い読み 2017年3月1日