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電波新聞拾い読み 2016年12月20日

NICT 露の2つの研究機関と情報通信分野で包括協力

 情報通信研究機構(NICT)はロシアの2つの研究機関と情報通信分野で包括的協力することになった。日本政府とロシアとの間の8項目にわたる「協力プラン」の一環。
 NICTと協力するのは、ロシア無線通信研究所(NIIR)とモスクワ通信情報技術大学(MTUCI)。
 NIIRとはデジタルデバイド(情報格差)を解消する電波資源開拓先進技術(ホワイトスペース技術)、IoT開発を促進する次世代無線規格Wi-SUN、第5世代(5G)システムの実装などで協力する。期間は16日から3年間。
 MTUCIとは5Gの基本設計、制御技術、基礎理論解析、Wi-SUN技術含むワイヤレスセンサーネットワークの構築に関する技術で合意した。期間はNIIRと同じ。


アイコム 特小「IC-4110」に新色ダークグリーン

 アイコムは特定小電力トランシーバ「IC-4110」の新色ダークグリーンタイプを来年1月下旬に発売する。税別価格は1万5800円。
 ダークグリーンは、うっそうと茂る野山の木々をイメージした。IC-4110は既に販売しているブラック、メタリックイエロー、メタリックレッドと合わせて4色となった。


アイオーデータ PC不要のHDMIキャプチャ

 アイオーデータ機器は、PCを使わずにHDMI出力の映像を簡単に録画できるHDMIキャプチャ「GV-HDREC」(税別1万6500円)を12月下旬から発売する。
 同製品は、ゲーム機とテレビをHDMIケーブルで接続し、手軽にプレイ動画をフルHDの動画や静止画で記録できる。
 HDMIリンク(CEC)対応テレビでは、リモコンで同製品を操作可能。SDカードやUSBメモリーなどにも記録できる。
 動画の録画・再生や編集・マイクミキシングが1台ででき、ゲーム機とテレビとの間につなぐだけの手軽さでゲーム実況が実現し、これから実況プレイの録画を始める人にもお勧め。
 各種ゲーム機に対応し、付属のAV入力変換ケーブルで、アナログ出力のレトロゲームも録画できる。


電波新聞拾い読み 2016年12月20日