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電波新聞拾い読み 2016年12月8日

9月の電子部品世界出荷 前年同月比8%減

 JEITAが発表した9月度の電子部品グローバル出荷額が、前年同月比8.1%減の3483億円となり、10カ月連続で前年同月比マイナスとなった。車載やスマホ向けは堅調に推移したものの、中国経済減速にともなう産機/設備関連需要などが影響したほか、為替の円高の影響を強く受けた。
 製品別では、トランスが同10%増と2桁伸長したほか、その他の受動部品が同13%増、その他の接続部品が同15%増など高い伸びを示した。一方で、電源部品や高周波部品は2桁の減少となった。
 その他の接続部品の伸び率が高いのは、新型家庭用ゲーム機関連需要なども寄与していると予測される。
 足元の電子部品需要は、自動車関連は欧米や中国向けを中心に堅調。スマホ向けは、米アップルや中国系スマホメーカーなどの生産調整等により今年前半は低調に推移したが、アップルのスマホ新モデル立ち上げもあり、8月以降は市況が改善傾向にある。ただし、急激な円高の進行が、各社の外貨建て売上高に大きく影響を与えている。
 一方、これまで調整が続いていた産機向けの部品需要は、今秋以降はやや回復の兆しが見られる。


アルインコ 特定小電力トランシーバ最上位機種

 アルインコは特定小電力トランシーバ「DJ-R200D」を開発し、12月下旬に発売する。交互通話、同時通話、中継機能を業界で初めて1台に装備した「DJ-Rシリーズ」の最上位機種としてラインアップ。特小無線用全47chを実装し、交互通話と同時通話の中継器としても使用できる。
 設定内容を日本語で伝える音声ガイダンスや各種アラームに応用できるショック&温度センサーなどの新機能を搭載。着信バイブレータ、イヤホン断線検知、ACアダプタやシガーケーブルが使える外部電源端子、50項目を超えるセットモードなどを備える最上位機種に仕上げた。
 単3電池2本で駆動し、音声出力400mW以上を確保。
 2つのチャンネルを交互に受信し、2系統の通信にすぐ対応できるデュアルオペレーションを実現。ショートアンテナ仕様(Sタイプ)と、ロングアンテナ仕様(Lタイプ)の2タイプをそろえた。
 設定を記憶できる12chメモリーを搭載し、マイクゲインや秘話周波数設定、VOXディレイ時間など管理者用拡張セットモードを充実させた。


中国総合通信局 山口県で電波監視の公開訓練

 中国総合通信局は、山口県長門市内で電波監視の公開訓練を実施した。
 訓練では、疑似的に妨害電波を発射し、まず、無線に混信妨害が発生したという申告を中国総合通信局本局(広島市)の担当者が受け、長門市で待機している同局職員にその内容を連絡し、妨害電波探査が開始された。
 探査にあたっては、おおよその妨害電波の到来方向をキャッチする不法無線局探索車、携帯小型探索機、指向性アンテナなどを用い、妨害源を特定して排除した。


KDDI、イオンなど 外部連携防災訓練を実施

 KDDI、イオングループ、関西電力、堺市は、堺市のイオンモール堺鉄砲町で「イオングループ外部連携防災訓練」を実施した。
 訓練はイオングループが、堺市をはじめとする行政やKDDIのようなライフライン企業などと連携し、地域住民へ防災意識の啓発を行うことに主眼を置いて実施した。
 今回の訓練では約40人が参加。近畿エリアで大規模地震が発生し、ライフラインがまひしている中、イオンモール堺鉄砲町に地域住民が避難していることを想定。また、バルーンシェルターも低圧電源車から電源を取り、展張訓練を実施した。


電波新聞拾い読み 2016年12月8日