トップページ > 電波新聞拾い読み > 2016年12月1日

電波新聞拾い読み 2016年12月1日

A-PABによる4K・8KのBS試験放送 きょうから開始

 放送サービス高度化推進協会(A-PAB)による4K・8KのBS試験放送が1日始まる。NHKは既に8月1日試験放送をスタートさせている。A-PABは主に民間放送、メーカーなどが参加する一般社団法人。デジタル放送推進協会(Dpa)と次世代放送推進フォーラム(NexTV-F)が4月に合併して発足した。
 A-PABはNHKが試験放送中の4K・8Kと同じ放送衛星(BS)の17チャンネルを使う。このチャンネルは昨年3月末までは地デジの難視対策に使用されていたが、今夏NHKが4K・8Kの試験放送を始めるまで空きチャンネルだった。
 BS17チャンネルでは、毎日午前10時から午後5時まで4K・8K番組が放送されているが、A-PABの放送時間以外はNHKが放送する。
 両者とも18年後半の4K・8K実用放送開始まで試験放送を続ける。
 4K・8Kの試験放送は、放送設備や受信機の開発・環境整備が目的のため、家庭のテレビでは受信できない。パブリックビューイングや一部の放送局でのみ視聴可能。地上波での4K・8Kの放送予定は現在計画されていない。


米インテル 自動運転技術部門を新設

 米インテルは11月29日、自動運転技術に特化した部門「オートメイテッド・ドライビンググループ(ADG)」を新設すると発表した。
 新部門はADGでは、先進運転支援システム(ADAS)や自動運転車向けの半導体開発に注力する。
 様々なセンサーやカメラ、レーダー、ライダーシステムなどが組み込まれ、膨大な量のデータをリアルタイムで処理する自動運転車は、PC向けCPUの低迷で新たな成長エンジンの育成を急ぐインテルにとっても最も魅力的な分野の一つ。


エプソン 世界初の乾式オフィス製紙機

 エプソンは世界初の乾式オフィス製紙機「PaperLab(ペーパーラボ)A-8000」を商品化、今月からエプソン販売が国内発売する。価格は1台2000万円前半の予定。
 PaperLab A-8000は使用済みの紙を原料として、文書情報を完全に抹消したうえで新たな紙を生産できる、世界初の乾式オフィス製紙機。
 エプソンが昨年12月に開発を発表して以来、各方面で注目を集めている。
 エプソンは独自の新開発技術「ドライファイバーテクノロジー」の3つの技術、「繊維化」「結合」「成形」により、使用済みの紙から新たな紙を生み出すことができる。
 ドライファイバーテクノロジーは独自に開発した機構による機械的衝撃で、水を使わずに使用済みの紙を細長い繊維に変え、文書情報を一瞬で完全に抹消する。また、繊維化された使用済みの紙は結合素材のペーパープラスにより、白色度の向上や色付けを行うことができる。
 成形部分は結合した繊維を加圧して新たな紙にする。加圧時に密度や厚み、形状をコントロールすることでA4やA3サイズの紙、名刺に使用できる厚紙などを生産できる。
 機密文書などの使用済みの紙を細長い繊維に分解し情報を完全に抹消するため、機密情報の漏えいを防ぎ、用途に合わせた多様な紙の高速生産が可能。使用済みの紙を投入してから約3分で1枚目の新たな紙を生産する。
 A4用紙は1時間当たり約720枚を生産。名刺に使用できる厚紙や色紙など用途に合わせた多様な紙を生産できる。
 このほか、大量の水を使わずに紙を生産できるため、環境負荷も低減できる。


電波新聞拾い読み 2016年12月1日