世界半導体市場統計(WSTS)は29日、秋季世界半導体市場予測を発表した。
16年は各地域および主要電子機器分野で力強さに欠け、売上高は前年比0.1%減の3350億ドルと2年連続マイナスになると予想。ただ、6月発表の春季予測(前年比2.4%減の3272億ドル)からは上方修正した。
17年は前年比3.3%増、18年は同2.3%増と緩やかな成長が見込まれ、15年から18年までの年平均成長率(CAGR)は+1.8%、18年の市場規模は3540億ドルに達するとした。
日本の半導体市場は。16年売上高が円ベースで前年比8.9%減の約3兆4318億円を予想。17年も同1.9%現の3兆3661億円とマイナスが続くが、18年には同1.8%増の約3兆4252億円とプラスに転じるとみる。