京都大学、ローム、日新システムは14日、共同でIoT向け新国際無線通信規格Wi-SUN FAN(Field Area Networks)に対応した無線機の基礎開発に成功したと発表した。
今回開発した無線機はIEEE802.15.4/4g/4e技術を核に、Wi-Fiシステムで導入実績のあるインターネット接続用国際規格を利用。アプリケーション開発が容易で、スマートシティ、スマートメータリングを構成する各種センサーやメーター、モニターを手軽にインターネットに接続できるという。
今後、3者はWi-SUNアライアンスが主催する相互接続性仕様検証イベントに参加し、Wi-SUN FAN規格の技術適合性・相互接続性認証仕様作成に貢献する。