NTTドコモ、エリクソン、インテルの3社は20年を目標とする第5世代無線方式(5G)の商用サービスに向けて、来年5月以降に一般の人にも体験できる5Gトライアル環境を共同で、東京都内に作ることに合意した。
20年に向けて、現行LTEの100倍の速度の5Gを、実際に一般利用者が体験できることになる。
3社がトライアル向けに構築する場所は、臨海副都心(お台場・青海地区)と東京スカイツリータウン周辺。周波数帯域は、総務省の5G向け候補の一つである28GHz帯。
トライアルで使用される基地局は、最大20Gbps超の通信容量をサポート、超多素子アンテナ(マッシブMIMO)を使用し、端末は最大5Gbpsまたは10Gbps超の通信速度をサポートする。