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電波新聞拾い読み 2016年11月2日

7-9月世界の半導体売上高 前期比12%増883億ドル

 米半導体工業会(SIA)は10月31日、7-9月(第3四半期)の世界半導体売上高が前期比11.5%増の883億ドルと、四半期ベースの過去最高を記録したと発表した。
 ジョン・ニューファーCEOは「世界の半導体市場は最近数ヵ月で著しい回復を見せた。7-9月の売上高は大半の地域および製品分野が伸び、四半期としては最大となった。今後、数カ月間も売上げの伸びを期待できるが、16年売上高が前年を上回るかどうかは、現時点では不透明である」と述べた。


パナソニック プラズマディスプレイ解散

 パソナニックは、連結子会社のパナソニックプラズマディスプレイ(PPD=大阪府茨木市)を11月1日付で解散し、特別清算開始を大阪地裁に申し立てると発表した。同社はPPDに対する債権5000億円を放棄する。
 PPDは2000年7月に、松下プラズマディスプレイ製造として設立(08年10月に現社名に変更)され、プラズマテレビやプラズマディスプレイの清算・販売を行ってきた。しかし、液晶との競争激化や市場価格の大幅下落により事業継続が困難となり、14年3月末で事業活動を停止していた。


コラム PC系ISPサービスの売却続く

 富士通は個人顧客が長く慣れ親しんできたISP(インターネット接続サービス)事業を売却する。KDDIや伊藤忠商事など6-7社が買収に名乗りを上げているようだ。
 ニフティは日本で老舗のISPで、最初はニフティサーブという名前で87年から商用のパソコン通信サービスを行っていたが、インターネットの普及に合わせて92年からISPサービスを開始した。
 ニフティとともに昔からなじみ深いISPにビッグローブがある。86年にNECがパソコン通信「PC-VAN」を商用サービスとして提供したことから始まった。95年にISPサービスを開始、99年にコンテンツ配信も統合してビッグローブ事業とした。06年にNECの一事業部門から株式会社として分離独立、14年にはNECが所有していた株式を日本産業パートナーズに売却したのでNECの傘下から完全に離れた。
 昨年のISP契約数はビッグローブが300万、ニフティが160万である。これらの契約者は前述のように今やNEC、富士通とは関係がなくなった。最大の契約者数はOCNの800万であり、これに「ぷらら」の300万を加えると圧倒的なシェアである。前者はNTTコミュニケーションズ、後者はNTT東日本の子会社だが、商売とはあまり関係ないようだ。


電波新聞拾い読み 2016年11月2日