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電波新聞拾い読み 2016年10月26日

日本電機工業会 上期の白モノ出荷2.4%増

 日本電機工業会(JEMA)が25日発表した16年度上期の白モノ出荷額は1兆2149億円で前年同期比2.4%増。夏に台風や大雨による天候不順の影響があったが、高付加価値製品を中心とした買い替え需要により堅調に推移した。
 上期の主要製品別では、エアコンが買い替え需要増により同2.4%増の531万台、冷蔵庫は同3.5%減の203万1000台。しかし、401リットル以上の大型が全帯の半分を占め、大型化が一段と加速している。
 洗濯機は「8キロ以上」の大容量が全出荷の半分を占め、同4%増の206万4000台の出荷。まとめ洗いや大物洗いへのニーズが高くなっているとJEMAは分析している。
 掃除機、電子レンジ、ジャー炊飯器の上期出荷はともに昨年同期を下回ったが、IHクッキングヒーターは同3.9%増の35万2000台。2口以上のタイプが全帯の90%を占めた。


富士通とオンキヨー スマホ開発で協業

 富士通は25日、オンキヨーがオーディオ出力を監修したハイスペックモデルなどを含む新型スマホ5モデルを発表した。今後、スマホ開発などで両社は協業していく方針も示した。
 ハイスペックモデル「arrows NX F-01J」は、富士通とオンキヨーの協業による第1弾製品。オーディオ出力基板のパターニングや部品の選定、フィルタ回路の提案などをオンキヨーが担当。オーディオ製品の音質確認を行う「マイスター」と呼ぶオンキヨーの専門スタッフが音質をチューニングした。
 画面割れに強い「ソリッドシールド構造」を採用し、ガラスの厚みを0.7mmに高めて強度を向上。1.5mからコンクリートに落とし耐えられる強度を実現した。
 フレームはアルミ合金を採用し、傷などの耐性も約2倍に高めた。ディスプレイは5.5インチで、色再現性は96%に向上0.5秒で起動する高機能なカメラを採用したほか、虹彩認証は屋外認証率を約2倍に高めた。
 認証時間は最短0.4秒まで短縮し、使い勝手も向上している。12月上旬に発売予定。  オンキヨーは来年、自社ブランドのスマホを製品化する予定で「富士通と協業して発売する」。両社は今後、スマホを中心に協業を加速する方針だ。


三和電気計器 機能絞った測定器 販売

 三和電気計器は直流配電の漏れ電流測定器やボルトテスターなど、機能を絞った独自の測定器を製品化している。
 同社はテスター(マルチメーター)の専業メーカーとして、創業1941年(会社設立55年)以来、地道に生産・販売活動を行っている。
 アナログテスターからスタートして、現在はアナログテスター、デジタルマルチメーター、クランプメーター、絶縁抵抗計、接地抵抗計などを生産・販売する。
 ほぼ100%代理店を通じて製品を販売。インドネシア、フィリピン、タイ、マレーシア、シンガポールを中心に、海外の売上げが約40%を占めている。
 同社は直流配電に着目し、漏れ電流測定器「DcmAクランプロガー」CL20MA/Sと同50MA/Sを発売した。
 太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーと蓄電池の利用拡大に伴い、交流に比べて電力を無駄なく活用できる直流配電システムが注目されている。
 漏れ電流は電子回路などで絶縁され、本来は流れないはずの場所や経路で漏れ出す電流のこと。
 DcmAクランプロガーは用途を直流配電の漏れ電流測定に絞った製品。クランプを用いて、配電盤や太陽光パワーコンディショナの直流微少漏れ電流を高精度に策定する。内蔵フラッシュメモリーにデータを記録でき、表示器上での読み出しおよび表示が可能。
 サイズは高さ116×幅70×奥行き30mm、重さ145g(電池含む)。
 また、ボルトテスター「KP1」も販売している。ボルトテスターは、機能を交流/直流の電圧測定に絞った測定器。
 測定範囲は交流/直流999.8V。スタートボタンを押し、テスターリードでチェックするだけで本体が交流/直流を自動的に識別、測定。診断モードを搭載し、リード断線や表示器故障を簡単にチェックできる。
 サイズは高さ130×幅90×奥行き30mm、重さ約205g。


電波新聞拾い読み 2016年10月26日