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電波新聞拾い読み 2016年10月20日

「ハイレゾ」ロゴ取得製品 9月まで820機種まで拡大

 14年6月に日本オーディオ協会(JAS)が制定した「ハイレゾリューションオーディオ」のロゴマークを冠した製品数は、9月末現在、24製品群820機種まで拡大した。
 最も多いのがヘッドホン・イヤホンで240機種、AVアンプ/レシーバ99機種、ステレオアンプ96機種、スピーカ86機種と続く。
 JASは「協会推奨ハイレゾロゴ付与制度」を会員企業以外にも門戸を広げ、10月から国内外の企業に向けて新規運用を開始している。
 新制度は、ハイレゾロゴの国際的な普及を推進するため「健全な事業を営む企業からのハイレゾロゴ使用要望に応じる」としており、企業の国籍や地域、活動エリアは不問。さらにハイレゾ製品カテゴリにカーオーディオを追加した。Web上で申請手順や事前準備情報を提供する。


米ウエスタンデジタル WDブランド初のSSD

 米ウエスタンデジタル(WD)は、「WD」ブランドを冠した初のクライアントSSD(ソリッドステートドライブ)、「WDブルー」「WDグリーン」を発表した。インターフェイスはいずれもSATA 6Gbp。フォームファクタは2.5インチおよびM・2の2種類を用意した。
 WDブルーはマルチタスク処理などに最適化された高性能SSDで、ノートPC、デスクトップPCのどちらにも利用できる。容量は250/500GB、1TBの3タイプ。連続読み込み545MB/秒、連続書き込み525MB/秒。総書き込み容量最大400TB。平均故障時間(MTTF)175万時間。価格は79-200ドルで、一部顧客向けに発売中。
 一方のWDグリーンはエントリクラスの超低消費電力SSDで、容量は120/240GBの2種類。連続読み込み540MB/秒、連続書き込み405MB/秒。総書き込み容量最大80TB。年末までに一部地域で発売を開始する。
 WDはHDD世界最大手だが、5月にサンディスクの買収を完了し、SSD事業を大幅に強化。コンシューマ用からデータセンター向けまで、幅広い市場に多様なストレージ製品を提供している。


オリンパス 多彩な機能のミラーレス一眼カメラ

 オリンパスは、洗練された高い質感のボディーに、自分撮りやスマホとの連携、表現の幅を広げられる各種撮影機能が備わった「マイクロフォーサーズシステム規格」準拠のミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS PEN E-PL8」を、11月下旬から発売する。
 「E-PL8」は、”自分らしくカメラを楽しむ人のPEN”というコンセプトのもと、同シリーズで引き継がれてきた品位と、充実したセルフィー(自分撮り)機能に加え、撮影者の感性を自在に表現できる多彩なクリエーティブ撮影機能を搭載している。
 これらの冊追い機能は静止画のみでなく、近年、SNSなどでニーズの高まっている動画撮影機能にも使用することができる。


電波新聞拾い読み 2016年10月20日