米アップルは7日、サンフランシスコで発表会を開き、スマホ「iPhone」の新モデル「7」と「7プラス」を16日に日米などで発売すると発表した。日本で普及する電子マネーに利用されている非接触ICカード技術「フェリカ」を導入し、10月下旬からアップル独自の決済サービス「アップルペイ」を日本でもスタートさせる。当初はJR東日本のICカード「Suica」に対応する。
また、アイフォーンとして初めて防水機能を備えたほか、カメラ機能も向上させた。イヤホン専用端子を廃止し、充電端子で兼用。別売のワイヤレスイヤホンも利用できる。9日から予約を受け付ける。
画面サイズは「7」が4.37インチ、「7プラス」が5.5インチ。イヤホン端子を廃止することで、機能を向上させつつ昨年のモデルと同じ薄さを維持した。
一方、昨年3月に発売した腕時計型端末の新モデル「アップルウオッチ・シリーズ2」も16日に発売。「フェリカ」を搭載し、端末を読み取り機にかざすだけで電車の乗り降りや店頭決済ができる。