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電波新聞拾い読み 2016年8月19日

キヤノン 家庭用プリンタ4モデル

 キヤノンは家庭用インクジェットプリンタ「PIXUS」シリーズの新製品として、「PIXUS TS9030」など4機種を9月下旬から発売する。
 新製品はいずれも従来機種から大幅な小型化を実現するとともに、機能的なスクエア形状の新デザインを採用。快適な操作性が進化したほか、スマホからの印刷や正方形サイズの用紙を用いた「ましかく写真」にも対応しており、プリントの楽しさがさらに広がった。
 全機種とも、操作画面に新たなユーザーインターフェイスを採用。さらに「TS9030/TS8030/TS6030」では、タッチパネル方式の大型液晶を採用することで、視認性と操作性が向上している。
 また、使用スタイルに応じて、プリンタ本体の前面・背面の両方向から印刷用紙の給紙ができるため、幅広いプリントニーズに対応する。


16年のDRAM世界市場 16%減

 米調査会社ICインサイツは、16年の世界のDRAM市場は前年比16%減と、同社が分類する33のIC製品カテゴリの中で最大の落ち込みになるとの見通しを発表した。
 最大のDRAMユーザーであるPCのほかタブレット端末出荷の減少、またスマホ需要の減速が響いて過剰在庫に陥り、前年より平均単価(ASP)が16%低下、出荷数量も3%減少し、売上げは2桁減の予想。DRAMの落ち込みにより、16年の半導体メモリー市場は同11%減。半導体市場全体の売上げ規模も同2%減少するとみる。


ハムフェア2016 東京ビッグサイトで20、21日開催

 アマチュア無線のアジア最大の催し「アマチュア無線フェスティバルハム フェア2016」が20、21日の両日、東京ビッグサイトで開催される。今年のキャッチフレーズは「ハムフェア40周年 アマチュア無線で遊ぼう!」。主催のJARL(日本アマチュア無線連盟)は「開催当初の趣旨に基づいてそれぞれの時代にアマ無線家が一堂に集い、友好と交換を通じた今までの出来事を織り込みながら、アマ無線の楽しさを発見していただくことを呼びかけます。ご家族やご友人とお誘い合わせて来場してください」としている。
 「ハムフェア」は1975年4月に、富士山麓の朝霧高原で有志により開催された「第一回全日本ハムベンション」が前身。米国のアマチュア無線家の祭典「デイトンハムベンション」に倣った日本版だ。常陸宮ご夫妻も来場し、熱心に見学された。
 当時の日本は高度成長を遂げ、マイカー時代を迎えていた。大きなアンテナを空中に張り巡らせ海外と交信したり、車に無線機とアンテナを取り付けてさっそうと走るアマ無線は「趣味の大様」と呼ばれ、多くの若者が憧れて免許を取り、局数は30万を超えた。
 翌年、第二回を実施。77年からJARLが継承して主催者になった。ピーク時は136万局だったアマ無線局だが、今もハムフェア開始当時を凌ぐ43万局超の愛好者がいる。
 アマ無線は「金銭上の利益のためでなく、もっぱら個人的に無線技術に興味を持ち、正当に許可された者が行う自己訓練、通信および技術的研究の業務」と定義された無線。電子業界に従事する人の多くがアマ無線技士の従事者免許を取り、無線局開設免許を得て通信や実験を楽しんだ。
 無線局の免許は5年ごとに更新しないと消滅してしまうが、無線従事者の資格は終身。300万人以上がアマ無線技士の資格を持っていることになり、潜在人口は十分ある。引退して余暇時間が増えたアマ無線王国を築いた団塊層と、それに続く年代層の復帰が期待されている。
 アマ無線を楽しむには送受信機が必要で、アンテナも必須となる。アパートやマンション住まいが増えたことも局減少の要因の一つ。最近は小型で高性能のアンテナが開発され、ベランダに設置したアンテナで無線を楽しむことができる。
 ネット中継で無線を楽しむシステムが、国内はもとより世界的に普及し始めている。ハムフェアでは、小型トランシーバで海外と交信も楽しめるデータ通信システム「APRS」「D-STAR」のデモも行われる。


電波新聞拾い読み 2016年8月19日