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電波新聞拾い読み 2016年6月16日

世界のIPトラフィック急増 20年に194エクサバイト

 米シスコシステムズは、世界のIPトラフィックの増加やトレンドを予測する年次調査報告書「ビジュアル・ネットワークキング・インデックス(VNI)」最新版を発表した。
 スマホやM2M利用の拡大に伴い、世界のIPトラフィックは急増している。月間トラフィック量は15年の72.5エクサバイト(エクサ=10の18乗)から、16年は88.7エクサバイト、20年には194エクサバイトに。年間では15年の870エクサバイトから16年は1.1ゼタバイト(ゼタ=10の21乗=1000ゼタ)と初めて1ゼタバイトを突破。その5年後には2.3ゼタバイトに達するとしている。
 15年ではIPトラフィックの53%がPCによるものだが、この割合は今後減少し、20年には29%まで低下。代わってスマホが15年の8%から20年には30%に拡大し、PCのトラフィックを初めて上回るとしている。
 PCのIPトラフィックの15年-20年平均伸び率は8%。一方、テレビは17%、タブレット39%、スマホ58%、M2Mモジュールは44%が予想されている。
 また、IPネットワークに接続されるデバイスの柿酢は、15年の163億台(1人当たり2.2台)から20年には263億台(同3.4台)に増加。
 1人当たりのIPトラフィックは15年10GBから20年は25GBに増大するという。
 トラフィックの伸びをけん引しているのは主に動画。
 ほか、IoTもビデオ監視システムやスマートメーター、デジタル医療モニター、M2Mサービスなどが新たなネットワーク需要を生み出し、今後のトラフィック増加に拍車をかけるとVNIは指摘する。


三菱電機 自動実装できる業務無線機用MOSFETモジュール

 三菱電機は業務無線機に使用される高周波デバイスの新製品として、業界で初めて無線機の基盤に自動実装できる「シリコンRF 高周波MOSFETモジュール」を7月1日に発売する。従来のネジ止めなどの作業が無くなり、業務無線機の生産性を向上する。
 業務無線機の送信部を構成する2種のモジュール(ドライバーアンプ用、ファイナルアンプ用)をセットで提供する。
 新製品の特徴は、業界で初めて業務無線機基板への自動実装を実現し、生産性を向上。はんだリフロー温度に耐えられる高耐熱設計の適用により、無線機の基板への自動実装を実現した。


電波新聞拾い読み 2016年6月16日