WSTS(世界半導体市場統計)が7日発表した春季半導体市場予測によると、16年の世界の半導体市場は各地域で力強さに欠け、売上高は前年比2.4%減の3272億ドルと2年連続マイナスとなる見通し。
その後は17年プラス2.0%、18年はプラス2.2%と緩やかな成長が継続。15年から18年までの年平均成長率はプラス0.6%、18年の市場規模は3409億ドルに達するとみている。
日本の半導体市場については、15年は前年比2.3%増の3兆7651億円に対し、16年は同6.3%減の3兆5278億円とマイナスに転じる見通し。17年は同1.1%増の3兆5676億円、18年は同1.7%増の3兆6298億円。15-18年の円ベースでの年平均成長率はマイナス1.2%になると予測した。