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電波新聞拾い読み 2016年6月8日

LTE商用サービス 世界通信事業者5月末で500社超

 無線通信を推進する業界団体GSA(グローバルモバイルサプライヤーズ・アソシエーション)がまとめた世界のLTE(第4世代サービス)状況によると、LTEの商用サービスを提供している世界の通信事業者は5月末で500社を超えた。LTEは商用化開始から500社に達するまでの期間がこれまでのどの方式よりも早いという。
 GSAによると、LTEサービスを提供する通信事業者は5月末で503社を数え、国の数も167カ国に達している。
 LTEサービスは09年12月中旬に北欧でスタート、日本では翌年12月にNTTドコモが先陣を切った。
 商用開始から77ヵ月で500事業者は、WCDMAに代表される3Gサービス提供事業者が500社に達する期間よりはるかに短いと、GSAは分析する。
 GSAは今年内には世界で550社が商用サービスを提供すると予測。このうちの25%がLTEより先進のLTE-A(アドバンスト)方式を提供するとみている。
 GSAの調査担当アラン・ヘイデン副社長は今後、LTE-Aから5Gまでの間をつなぐ4.5Gの位置付けで下り速度1Gbpsの「LTE-A Pro」が16年における注目技術だと語る。
 なお、LTEの次世代技術5Gの商用化開始は東京五輪・パラリンピックの開催年20年が予定されている。米国、欧州、中国、韓国、日本の通信事業者が機器メーカーと連携しながら、商用化に向けた取り組みを展開中である。


パナソニック 防水ワイヤレススピーカ

 パナソニックは、お風呂やキッチンで使える防水仕様のワイヤレススピーカシステム「SC-ALL05」を6月24日に発売する。
 若い男女を中心に自宅におけるお風呂の楽しみ方が多様化する中、音楽を聴きながら入浴するスタイルも徐々に定着している。新製品はIPX5/IPX7相当の防水仕様なので、お風呂やキッチンでも濡れることを気にすることなく音楽を楽しめる。
 スマホで簡単に操作でき、専用アプリで選曲したあとは、本体のタッチキーでも再生やスキップ、音量調整などの操作ができる。シャワーや流し台などの雑音の中でも音声が聞き取りやすい「VOICEモード」を搭載している。
 実用最大出力20W(ACアダプタの場合)、スピーカをフロントにステレオ構成で2個搭載。コンパクトながら高音質再生を実現した。前後2つのパッシブラジエータが低域振動を増幅。音を正確に再現し、雑音を抑えた豊かな低音を響かせる。帯域分割フィルタにより、低域と中高域に信号を2分割して、見かけ上の鳴り感を損なわずに歪みを低減する。
 市場想定価格は3万円前後を想定。


ロボット掃除機、安定成長

 ロボット掃除機の普及は、掃除スタイルを大きく変化させる。家事の中でも大きな負担がかかる掃除の手間を軽減でき、香玲経過時代を迎え、また共働き世帯が増加するなか、今後ますます注目を集めそうだ。
 掃除機の市場全般を、現在大きな開発の方向性となっているのが小型・軽量化だ。掃除の負担軽減がテーマとなるなか、掃除機メーカー各社はキャニスタ型の開発でも小型・軽量を追求する。
 併せて、より軽量で手軽に使いやすい掃除機の性能も向上させ、市場ニーズに対応している。ロボット掃除機も掃除機に対する負担軽減ニーズの高まりを背景に、順調に伸ばす。
 国内のロボット掃除機市場をけん引してきたのが、米アイロボット社の「ルンバ」だ。国内の総代理店としてセールス・オンデマンドが04年に投入した。
 国内メーカーでは2000年代初頭には、パナソニックなど試作品としてロボット掃除機を開発し、技術の蓄積を図ってきた。
 当時はまだロボット掃除機に対するニーズはなく、本格的な国内メーカーの市場参入は需要が本格的に高まりだした10年以降で、東芝、シャープ、LGなどが参入し、これにより市場拡大に弾みが付いた。
 直近では掃除機国内大手のパナソニックが昨年「ルーロ」で本格参入し、ダイソンも日本市場に昨秋参入。現在では国内外のメーカー20社近くが参入し、活発な展開を見せている。
 ロボット掃除機の多くは”丸型”タイプが多いなかで、かまぼこ型や三角形状など外観デザインも多彩となり、量販店のロボット掃除機コーナーも賑やかだ。


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