トップページ > 電波新聞拾い読み > 2016年4月19日

電波新聞拾い読み 2016年4月19日

熊本地震 電機各社工場、復旧にまだ時間

 14日から熊本と大分の両県で発生している地震影響で電機各社の工場は操業を停止しており、18日現在でも復旧のメドが立たない状況が続いている。14日の前震、16日未明の本震に加え、震源地が北東の大分地方にも及んでおり、熊本県内だけでなく大分県でも被害が出てきている。鉄道網や道路網、空港などの輸送網もマヒしており、サプライチェーンへの影響も出てきた。この地域には半導体製造工場も多く、操業停止が続けば取引先への影響が拡大しそうで、各社は代替生産なども視野に入れた復旧活動を続けている。


熊本地震 流通関連、今週営業再開目指す

 14日夜に続いて16日未明さらに強い地震に見舞われた九州は、熊本だけでなく大分や周辺地区への被害が広がっている。熊本県内は16日の本震で被害が拡大。続く余震で避難せざるを得ず、流通関連は週が明けた18日から復旧を目指している。
 各メーカー販社で、人的被害は今のところは出ていない。被害の大きい嘉島町にあるシャープEMでは断水は続いているが、18日に電機が復旧。熊本市東区に日立CM、三菱LE、同中央区の東芝CM、合志市にパナソニックCMなどがあるが、建物の倒壊などはないもよう。福岡から支援に向かっているが、高速道路が使えないため、5時間近くかかっているという。
 ベスト電器は熊本県内の29店舗のうち、熊本本店(熊本市中央区)、東バイパス店(同東区)は18日に営業を再開した。宇城市のイオンモールに入居している小川店と高森町の高森アスカ店、小型店舗のBFS益城店(益城町)が休業、熊本市内の北熊本店(北区)、サンロードシティ熊本店(東区)、はません店(南区)と菊陽町の光の森店は、21日から店頭で仮営業を予定している。そのほかの店舗は営業中。
 ケーズデンキは、熊本市中央区の熊本中央店、宇土市の宇土店、菊陽町の菊陽店が休業中。熊本市中央区の熊本十禅寺店と、八代市の八代店は店頭で仮営業している。
 熊本市内では、南区のコジマ×ビックカメラ熊本店も店舗営業は行っていないが、日用品や来店客への応対は行っている。中央区のヤマダ電機熊本本店、西区のNew熊本春日本店の復旧作業などで通常の営業は行っていない。中央区のエディオンサンリブシティくまなん店、東区の熊本本店は休業中。人吉市のエディオンサンロードシティ人吉店は営業している。
 最大震度を観測した益城町に近い熊本市南区にある電気プラザブイワン西本は、既存顧客だけでなく新規からの問い合わせも多く、復旧対応に追われている。14日の地震でエコキュートが倒れ、復旧したものの16日に再び倒れた顧客もいたという。停電した住宅も多いため、電気が通じていた店内で携帯電話の充電に対応。来店する客は携帯電話の車載充電器の問い合わせが最も多く、懐中電灯や乾電池が売れた。同店は自家用で井戸水を使用しているため、水を求める来店客も多かった。
 九州では大分で湯布院町、宮崎で熊本に近い山間部、福岡で八女市矢部村などでも道路などに被害が出ているが、大分市内では大きな被害はなく、熊本を除く各県商組に今のところ被災の報告はないという。長崎県では諫早市のエディオン長崎店が地震の影響で休業している。


パナソニック ワイドFM対応の手回し充電ラジオ

 パナソニックは、手回しで充電ができる「ワイドFM」対応のコンパクトなデジタル選局ラジオ「RF-TJ20」を22日から発売する。
 新製品は、乾電池がなくても、手回し充電によってラジオを聴くことができる。さらに、充電用ハンドルを回すことでスマホや携帯電話への充電ができ、LEDライトやサイレン機能も搭載している。また、「ワイドFM」に新たに対応した。
 軽量・コンパクトサイズで、充電ケーブルを収納できるポーチとハンドストラップが付属している。
 同社は新製品を、中高年を中心としたラジオメーンユーザーに向けて、「もしも」のときに役に立ち、普段も手軽に使用できる手回しラジオとして提案していく。
 市場想定価格は6500円前後。


JVCケンウッド マクラーレン・ホンダにデジタル無線システム

 JVCケンウッドは、マクラーレン・ホンダとのオフィシャル・サプライヤ契約を更新し、ケンウッドブランドで展開するデジタル無線システム「NEXEDGE」シリーズを供給する。
 両社は1991年に無線システムの供給に関するオフィシャル・サプライヤ契約を締結。今シーズンも、ドライバーとチームスタッフの間の音声通信で使用するデジタル無線システムを供給し、専任スタッフによる全面的な技術サポートを行う。
 同製品は高い信頼性と堅牢性、デジタル無線システムならではの「音声の秘匿化」や「ノイズの低減」「デジタル信号補正技術や狭帯域での感度向上による広域な通信範囲」などが主な特徴。
 これら技術で、日常想定し得ない衝撃や振動の中でも使用可能な高い信頼性を実現する。レース中の120dBを超える騒音下でもノイズ除去技術で、チーム内におけるドライバーとチームスタッフの正確な通信を可能にする。


電波新聞拾い読み 2016年4月19日