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電波新聞拾い読み 2016年3月31日

東芝 家電事業を美的集団に譲渡

 東芝は30日、家電事業を中国家電大手、美的集団に譲渡する最終契約を締結したと発表した。家電子会社の東芝ライフスタイルの発行済株式の80.1%を美的集団子会社のミデア・インターナショナルに譲渡し、残り株式19.9%を東芝が保有する。
 譲渡契約により6月30日をもって東芝ライフスタイルは美的集団グループの子会社に移動する。譲渡後は現在の社名を維持しながら東芝ブランドの冷蔵庫、洗濯機、掃除機、その他の小型家電などの白モノ家電の開発と製造、販売を継続する。同時に東芝ライフスタイルグループの全従業員の雇用継続にも合意した。
 7月以降は東芝ブランドを維持しながら美的傘下で資本を投入し、白モノ家電の開発販売を継続していくことになる。なお東芝ライフスタイル子会社で家電販売会社の東芝コンシューマーマーケティング、小型家電の開発などを行う東芝ホームテクノ、他14社も美的グループに異動する。
 テレビなどの映像事業は株式譲渡日に、東芝子会社の東芝メディア機器に会社分割で譲渡する。


シャープ 鴻海からの資金調達3888億円に修正

 シャープは30日の取締役会で、鴻海精密工業など鴻海グループ4社からの出資条件を修正する決議を行った。2月25日の決議では、第三者割当増資より調達する資金として普通株式で3872億7000万円としていたが、約1000億円減の2088億円、C種種類株式約1000億円を合わせ総額約3888億円とする。鴻海との正式契約は4月2日に行う。
 ディスプレイデバイス事業の収益悪化や中国市況の悪化、国内市況の悪化で業績が不振となっていることから、鴻海から条件の見直しを迫られ、同社がこれを受け入れる格好となった。出資減額となっても投資計画自体は変更しない。


再生可能エネ15年世界投資 2859億ドル、過去最高

 国連環境計画(UNEP)は、15年の世界の再生可能エネルギー投資に関する報告書を発表した。総投資額は前年比5%増の2859億ドルで、11年の2785億ドルを上回り過去最高を記録。また、中国やインドなど発展途上国からの投資が大幅に拡大、初めて先進国の投資額を上回った。
 投資の分野別内訳は、太陽光発電が前年比12%増の1610億ドル、風力同4%増の1096億ドルで、この2分野で全体の9割以上を構成。ほかにバイオ燃料が60億ドル、小型水力発電39億ドル、生物燃料31億ドル。
 15年の総投資額は04年の6倍以上。また、石炭火力およびガス火力発電への15年投資額1300億ドルの倍以上となった。
 けん引したのは途上国。太陽光を中心としたコストの急減や電力の国産化に伴うメリットを背景に各地で投資が拡大。


米グーグル 定額制固定電話サービスを開始

 米グーグルは29日、自社のインターネットサービス加入者に対し月額10ドルの定額制固定電話サービスの提供を開始すると発表した。開始時期は明言していない。
 このサービス「ファイバフォーン」は同社のネット接続サービス「グーグルファイバ」の加入者に限定され、ファイバフォーンに加入していれば国内通話が月10ドルでかけ放題。国際電話は「グーグルボイス」サービス並みの料金で利用できる。


カシオ計算機 デジタル学習ツール2機種

 カシオ計算機は、デジタル学習ツール「EX-wordRISE(エクスワードライズ)」を4月5日から発売する。
 新製品は、電子辞書「EX-word」発売20周年を機に開発した英会話学習ツール。
 本体はスライド式キーボードにチルト液晶を備えた形状を採用。電車での移動時はタブレットのように、自宅学習時にはノートパソコンのように机の上で学習しやすい形状で使用できる。
 語彙(ごい)、聞き取り、会話の学習進捗状況を攪乱できる「EnglishTrainingGym(イングリッシュトレーニングジム)」を搭載し、各コンテンツの進捗状況をグラフで可視化できる。さらに、自身のレベルに適したコンテンツを示せ、効率の良い学習をサポートする。
 英会話学習コンテンツを充実させた40コンテンツ搭載の「XDR-A10」と、「リーダーズ英会話辞典 第3版」や「デジタル大辞泉」など、幅広い辞書コンテンツも収録した120コンテンツ搭載の「同A20」の2機種をラインアップ。
 大きさは幅155×奥行き92×高さ15.3mm(キーボード収納時)。重さは約260g。
 市場想定価格は税別で「A10」が3万2000円前後、「A20」は4万2000円前後。


電波新聞拾い読み 2016年3月31日