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電波新聞拾い読み 2016年3月18日

東芝の白モノ家電事業 中国・美的に譲渡

 東芝は17日、白モノ家電事業を中国家電大手の美的集団に譲渡すると発表した。家電事業の持ち分の過半を美的に譲渡し、譲渡完了後は美的傘下で東芝ブランドの冷蔵庫、洗濯機、掃除機などの白モノ家電をグローバルで開発・製造・販売していく。
 テレビなどの映像事業は東芝に残し、引き続き東芝グループで事業を進める。
 美的は68年設立の中国家電メーカーで、「Midea(ミデア)」ブランドで空調、冷蔵庫、洗濯機、キッチン家電などの開発生産販売を行っている。14年の売上高は約2兆7600億円。投資橋美的はこれまでコンプレッサや小型家電、インバータなどの分野で20年以上にわたり協力関係を構築してきた。今回の家電事業譲渡により、両社の関係をさらに強固にしていく構え。
 東芝の家電事業は子会社の東芝ライフスタイルが行っており、今回、テレビなどの映像事業を東芝グループに移管し、家電事業を残した東芝ライフスタイル株式の過半を美的に売却する。


シャープ 蚊取り機能搭載のプラズマクラスター空気清浄機

 シャープは世界で初めて蚊の修正と空気清浄機の吸引力を利用し、薬剤を使わずに粘着式「蚊取りシート」で捕獲する蚊取り機能を搭載したプラズマクラスター空気清浄機「蚊取空清」FU-GK50を、4月23日から発売する。蚊に悩むASEANで先行販売していたモデルを日本仕様にして投入する。
 南米でのジカ熱流行など、蚊による病原体の媒介が世界的に社会問題となっている。同社ではマレーシアの現地販売会社から、蚊が捕れる製品を開発できないかとの要望から「蚊取空清」商品化に着手。15年9月からASEAN6カ国で先行発売している。
 このモデルを日本仕様にして、タイ工場から輸入するのが、「蚊取空清」FU-GK50(市場想定価格は税別5万円前後)。
 新製品は、360nmを含む紫外線を発光するUVライトを搭載したほか、本体色にブラック色を採用し、背面には複数の小窓を配するなど、蚊が好む環境を作ることで蚊を呼び寄せる。
 蚊は紫外線に誘われるほか、”黒色”が好きで、本体ボディーカラーは黒とした。また暗がりや物陰に隠れたがる蚊の修正を利用して、ちょうど良い大きさの小窓を背面に10カ所開け、おびき寄せる。
 近づいた蚊は空気清浄する際の気流で吸い込まれ、粘着式「蚊取りシート」で捕獲される。粘着シートは効果が約2カ月で、使用済みシートは可燃ごみとして捨てることができる。
 薬剤を一切使わないので、小さな子どもや高齢者、ペットのいる家庭などで幅広く使用することができる。蚊の捕獲性能は、日本に多いアカイエカで約95%、チカイエカで約98%、ヒトスジシマカで約88%(6畳空間での複数回試験の結果/1回100匹以上で22時間後の実績)。
 また、空気清浄機としても高性能で、遠くのホコリも引き寄せる「スピード循環気流」や、「静電HEPAフィルター」など3つのフィルタでしっかり集じん・脱臭する。
 さらに、春や秋の花粉の季節に役立つ「花粉運転」や、睡眠に適した「おやすみ運転」を搭載するほか、浮遊ウイルスの作用を抑制し、フィルタだけでは対応できないたばこの付着集をプラズマクラスターイオン(プラズマクラスター7000)で消臭する。


東芝の医療機器事業 キヤノンに売却

 東芝は17日、医療機器子会社の東芝メディカルシステムズ(栃木県大田原市)をキヤノンに約6655億円で売却することで最終合意したと発表した。


KDDIとソフトバンク 名古屋で災害時の携帯通信機材空輸訓練

 KDDIとソフトバンクは、名古屋市の陸上自衛隊守山駐屯地で、災害時における陸上自衛隊ヘリによる携帯電話通信機材の空輸訓練を実施した。
 南海トラフ巨大地震や大型台風など災害時における孤立した地域を想定し、通信確保に向けた相互協力により、迅速な復旧活動を図ることが目的。自衛隊のヘリで、守山駐屯地と三重県伊勢市の明野駐屯地を2社の通信機材と人員を空輸し、衛星回線を利用して臨時基地局を設置し、携帯電話の通信を確保する訓練を行った。


電波新聞拾い読み 2016年3月18日