太陽光発電やスマートグリッド、二次電池などエネルギー関連の総合展示会「スマートエネルギーWeek2016」が東京ビッグサイトで2日、開幕した。初日から多くの来場者で会場はにぎわい、各社の商談コーナーでは活発な商談が行われている。
太陽光発電関連では、パナソニックやシャープなど日系大手モジュールメーカーに加え、カナディアン・ソーラーやトリナ・ソーラーといった外資系メーカーも多数出展している。固定価格買い取り制度(FIT)の減額により、国内市場は産業用から住宅用へシフトする動きが活発で、メーカー各社も住宅用での事業拡大をにらんだ展示が盛んだ。
今回のスマートエネルギーWeek2016には、電子部品メーカーも数多く出展している。太陽光発電システムや蓄電池、スマートグリッドなどの新エネルギー分野は電子部品メーカーにとっても重点市場の一つ。各社とも自社の強みを生かした技術力を訴求している。