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電波新聞拾い読み 2016年2月29日

シャープ 鴻海との交渉期限1-2週間延長

 シャープの高橋興三社長は26日午後、鴻海精密工業の郭台銘会長と会談し、29日までの支援交渉の期限を1-2週間延長し、協議を継続することで合意した。
 シャープは25日に臨時取締役会を開き、鴻海傘下で経営再建を図ることを決めた。しかし、約3500億円の偶発債務のリストを24日に鴻海へ提出したことが判明。鴻海は偶発債務の存在とリスト提出までの経緯を問題視し、26日に予定していた買収契約の調印を留保すると表明した。
 鴻海は引き続きシャープ買収に意欲を示しているという。1-2週間かけて債務内容を精査して、大きな問題がなければ、買収契約を結ぶ考え。


朝日電器 用途に合わせて選べる「コンパクトタップ」7種

 EPLAブランドを展開する朝日電器は、旅行・出張などで持ち運びに便利なEPLA「コンパクトタップ」シリーズ7種を全国家電量販店・ホームセンターで発売した。
 旅行・出張時に、新幹線などの移動中や旅館・ホテルなどの宿泊先で、コンセントの口数が足りないという場合に便利なグッズとなる。
 「コンパクトタップ」シリーズは用途に合わせて選べる。カバンに一つあれば便利な「軽量・コンパクトタイプ」(2-4個口まで3機種)、充電中のポータブル機を雷から守る「耐雷サージ機能付き」(2-4個口まで3機種)、常夜灯や足元灯としてちょっとした明かりが欲しいときに白色LEDで優しく照らす「LEDライト付」(2個口1機種)の3タイプを揃えている。
 90度スイングするプラグは、トラッキング火災を予防する耐トラッキングカバー付で、本体も難燃性ABS樹脂を使用。同時に充電できるようコンセントの位置を配置している。最大定格電力は1500Wまで、想定価格(税込み)は400-700円。


独ライカのカメラ技術 ファーウェイに供給

 中国の華為技術(ファーウェイ)は25日、ドイツの高級カメラメーカーのライカとスマホ分野で長期の提携をすると発表した。合意によると、両者はスマホによる写真撮影に関する研究と開発、設計、エンジニアリング、マーケティング、小売り流通など、多岐にわたった提携。消費者に最上級のカメラ体験を提供するとしている。


5G無線通信サービス商用化へ提携が活発

 20年の第5世代(5G)無線通信サービスの商用化に向かって、半導体メーカーと通信機器メーカーや通信事業者の提携が活発になってきた。25日までバルセロナで開催されていたMWCでクアルコム、インテル、メディアテックなどが通信機器メーカーなどとの協業を明らかにした。
 クアルコムは子会社クアルコム・テクノロジーを通じ、エリクソンと共同で18年発効予定の「3GPPリリース15」で規定されている5G関連の要素技術の検証と早期実証実験を目指す。
 クアルコムは米ベライゾン・コミュニケーションズが推進する「5G技術フォーラム」(5Gフォーラム)にも昨年参加しており、5Gでの共同歩調を強めている。
 インテルは「5Gへの移行は通信とコンピュータの融合をもたらす」とのことから、一挙に韓国3社を含む6社との協業を発表した。
 エリクソンとはクラウド、通信網移行、IoTなどで現在の協業をさらに拡大して共同で5Gのトライアルを行うほか、ノキアとは無線インフラおよび5G無線技術の相互互換の早期実施を目指す。
 通信事業者との間ではKT、SKテレコムの韓国2社と米ベライゾンとの提携を発表した。KTとは18年の実証実験を目指し、5G技術や関連デバイスの標準化を推進する。SKテレコムとは端末や通信網の開発で協業することになった。LGエレクトロニクスとは5Gテレマティクス(車載情報システム)の開発で提携した。
 インテルはベライゾンの5Gフォーラムに参加しており、5Gの現場試験を共同で実施中。


電波新聞拾い読み 2016年2月29日