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電波新聞拾い読み 2016年2月26日

シャープ 鴻海の傘下に

 シャープは25日、臨時取締役会を開き、経営再建に向け、台湾の鴻海精密工業など鴻海グループ4社から出資を受けることを決めた。鴻海グループは持ち株比率65%強の筆頭株主になる。速やかに鴻海と正式契約を締結する考え。
 同社ではかねてから、鴻海と産業革新機構が提示した2つの案に絞ってぎりぎりの協議を重ねていたが、最終的に鴻海案が勝った。日本の電機大手が外資の傘下に入ることで、国内電機業界は大きな変革の歴史を刻むことになる。
 鴻海は今後、多額の成長資金を投じ、シャープのブランドを維持しながら、液晶、エネルギーソリューション、白モノ家電、複写機などのビジネスソリューションといった、現在の各主要事業に適切な投資を行い、事業の再建・成長を目指す。
 鴻海精密工業の郭台銘会長は同日の会見で太陽光発電事業の売却をにおわす発言も行ったが、基本的に同社の主要事業については売却せず、シャープ側からも強い要望があった”一体運営”を守る考え。
 雇用について、郭会長は「40歳以下の人は切ることはない」と若手社員の雇用維持を明言したものの、40歳以上の雇用には明言を避けていたが、従業員雇用維持の原則についてもコミットし、シャープの自立的判断を尊重する方針。
 液晶をはじめ、同社のコア技術の流出についても、防止に向けた相互の協力を約束した。


「シーピープラス」開幕

 カメラ映像機器工業会主催、アジア最大規模のカメラ映像製品の展示会「CP+(シーピープラス)2016」が25日、横浜・みなとみらいの「パシフィコ横浜」と、横浜港の「大さん橋ホール」の2日以上連動で開幕した。
 132社・団体がカメラ、レンズ、フォトアクセサリ、プリンタ、ディスプレイ、画像処理ソフト、記録メディア、スタジオ用品などの最新製品を出展。今回はドローン大手も大規模ブースを展開し、訴求している。
 会場で披露された新製品は32種。日本が世界トップシェアを誇るカメラ産業の展示会だけに、海外からのバイヤーやメディアの姿が初日から目立った。


ウエアラブル端末世界出荷 前年比2.7倍、7810万台

 米IDCは23日、身体に装着可能なウエアラブル端末の15年の世界出荷台数が前年比約2.7倍の7810万台に拡大したと発表した。米大手フィットビットのフィットネスに特化した端末や、15年4月に発売された米アップルの腕時計型端末「アップルウオッチ」などがけん引した。
 メーカー別シェアは、フィットビットが26.9%で首位。2位は中国シャオミで15.4%。「アップルウオッチ」は1160万台が出荷されたが、価格が高めに設定されているためシェアは14.9%で3位にとどまった。


東京ガス 電力契約5万4000件

 東京ガスは24日、首都圏で4月から参入する家庭向け電力小売事業に関し、契約申込件数が2月23日時点で約5万4000件になったと発表した。
 ただ、同社は契約をめぐって消費者から苦情が寄せられていることも公表。同社は「真摯に対応し改善する」とコメントした。


カシオ計算機 光学12倍ズームレンズ搭載デジカメ

 カシオ計算機はデジタルカメラ「エクシリム」の新製品として、スマホとの便利な連携機能も充実した「EX-ZR3100」を3月17日から発売する。市場想定価格は5万5000円前後。
 「EX-ZR3100」は、「エクシリム オートトランスファー」に対応している。QRコードにより、連絡先の交換なしに気軽に画像をシェアできる「ワンタイムシェア」機能や、自分撮り画像のみの送信モード、お気に入りの画像だけを選ぶ送信モード、スマホに送信した画像に位置情報を付加できる機能を搭載。撮った写真のシェアや、スマホからSNSへのアップロードを手軽に行える。
 撮影した1日分のデーター独自のアルゴリズムにより、ダイジェストにまとめる「ハイライトムービー/ハイライトフォト」を作成できる機能を搭載。家族で出かけた行楽や結婚式など、動画と静止画を織り交ぜたダイジェストムービーを、カメラ任せで作成することができる。
 また受光面積が広く、暗くなりがちな室内での撮影や高速連写に適した1/1.7型裏面照射型のcmosセンサー、広い範囲を取れる広角25mmレンズ、遠くの被写体も大きく撮れる光学12倍ズームレンズを搭載。子どもやペットなど動きの速い被写体、夜景もきれいに撮影できる。


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