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電波新聞拾い読み 2016年2月23日

米シーゲイト 世界最薄7mmで2TBの2.5インチHDD

 米シーゲイト・テクノロジーは、7mmと世界最薄で最大2TBの大容量を提供する超軽量、超高速で電力効率に優れる2.5インチHDD「モバイルHDD」の出荷を開始した。
 薄型ノートPC向けに開発された新HDDは重さわずか3.17オンス(約89.9g)と、前世代モバイルHDDに比べ25%軽量化。
 2.5インチのフォームファクタで、プラッタ当たりの1TBの面密度を実現した。
 2TBのほか、1TBの製品も提供する。


東芝 メタルボディーのポータブルHDD

 東芝はアルミニウム素材のメタルボディーを採用し、次世代USB規格のUSB Type-C対応アダプタを同梱したポータブルハードディスク「キャンビオ・プレミアム」を発売した。
 新商品は、同社製の2.5型ハードディスクドライブを内蔵。記憶容量は3TB、2TB、12TBのラインアップ構成。
 次世代USB規格のUSB Type-C対応アダプタを同梱しているので、最新ハイエンドパソコンの外部ストレージとしても使うことができる。USBハードティスク録画対応のレグザ、レグザブルーレイ、レグザサーバーにUSB接続すれば、デジタル放送も録画できる。
 市場想定価格は1万4000円−2万7000円前後。


シャープ 国内液晶生産拠点を集約

 経営再建中のシャープが国内の液晶生産拠点を集約することが21日、分かった。天理工場(奈良県天理市)のスマホ向け液晶パネル生産を停止。三重工場(三重県多気郡)の一部生産ラインも止め、亀山工場(三重県亀山市)などに移す。
 中国向け中小型液晶の販売低迷などで、16年3月期の液晶事業の連結営業損益は300億円の赤字に転落する見通し。経営支援受け入れ問題とは別に、自力で液晶事業を再建し業績改善を図る。


1月の白モノ家電国内出荷 9%増1506億円

 日本電機工業会(JEMA)が22日発表した民生用電気機器(白モノ)の1月国内出荷額は1506億円で前年同月比9.0%増と9ヵ月連続のプラスだった。
 製品別の国内出荷金額は、冷蔵庫が同27.6%増の246億円、洗濯機が同13.9%増の234億円とプラスだったが、エアコンは同0.8%減の348億円と7ヵ月ぶりのマイナスだった。
 暖冬の影響でエアコンは前年同月を下回ったが、冷蔵庫、洗濯機などの主要製品を中心に2桁の伸びで、民生用電気機器全体では、過去10年平均値(1348億円)を大幅に上回った。


1月のPC国内出荷ほぼ横ばい

 JEITAが22日発表した1月のPC国内出荷台数は前年同月比0.1%減の51万6000台だった。うちデスクトップは13万1000台(同6.4%減)、ノート型は358万5000台(同2.2%増)。ノート型の比率は74.6%だった。


電波新聞拾い読み 2016年2月23日