パソナニックは花粉シーズンを控え、花粉除去に徹底してこだわった加湿空気清浄機の需要喚起を図る。
同社では、新形状のメガキャッチフォルムと「花粉撃退モード」により、花粉の除去に徹底してこだわった加湿空気清浄機「F-VXL90/VXL70」など3機種を主力商品として訴求する。
上位モデルのF-VXL60/VXL70は、強力な下吸い込みを可能にしたメガキャッチフォルムと、花粉の吸引に効果的な気流と風量で運転する「花粉撃退モード」を搭載。従来の約2倍の花粉吸引スピードを実現した。
搭載するナノイーは、4種類の花粉を抑制する効果が検証されており、花粉対策に万全の機能を備えている。
さらに、業界初となる約0.3μmの微細な粒子まで検知するセンサーを搭載。「PM2.5解析プログラム」の判定度が向上し、より高い精度でPM2.5量濃度を判定するなど、室内の空気質向上に向けた性能を高めている。
環境省によると、今年の花粉飛散のピークは全国的に2月下旬-3月中旬頃にかけてと予測。飛散量は昨年に比べ、九州・中四国地方で「かなり多い」ほか、前年並みからやや少なめまで幅広い分布となっている。
インフルエンザの流行も、今年は例年より後ろ倒しの傾向があり、花粉ピーク時期と重なる格好で、空気質への関心は今後さらに盛り上がると予想される。