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電波新聞拾い読み 2016年1月26日

JAITA 15年の民生用電子機器国内出荷6%減

 JEITAは25日、15年の民生用電子機器国内出荷実績を発表した。4Kテレビなど一部製品は伸長したものの全般的には低迷し、出荷金額は前年比6.0%減の1兆2620億円と5年連続のマイナスとなった。
 分野別では、映像機器が同6.0%減の6429億円、音声機器は同13.4%減の781億円、カーAVC機器は同4.8%減の5411億円。
 映像機器のうち、薄型テレビの出荷台数は512万2000台。同6.7%減少した。サイズ別では29型以下がわずかに前年を上回ったほかは、全てマイナス。
 テレビ以外の映像機器は、DVDビデオが同13.7%減、BDレコーダ/プレヤーは同12.0%減、デジカメ同17.7%減。
 音声機器分野は、主要品目全てが前年割れ。カーAVC機器は、カーDVDが同0.5%増加したがその他は減少。


JEMA 15年の白モノ家電国内出荷2.8%減

 日本電機工業会(JEMA)が25日に発表した15年の白モノ家電国内出荷金額は、前年比2.8%減の2兆2043億円となった。2年連続の前年割れで、天候不順によりエアコンや冷蔵庫などの主力製品の出荷が伸び悩んだことが影響した。
 製品別の出荷では、エアコンは4.7%減の810万4000台で、夏の天候不順や消費増税後の反動が響いた。
 冷蔵庫は10.4%減の371万3000台で推移。401リットル以上の大型タイプも12.6%減の169万6000台となった。
 洗濯機は12.0%減の415万4000台で4年連続の減少。全体の約9割強を占める全自動洗濯機はまとめ洗いや大物洗いニーズの高まりで大容量へのシフトが進んでいる。
 掃除機は3.1%減の506万2000台。キャニスタタイプの台数構成が減る一方で、2台目需要でハンディタイプなどの構成が増えている。
 電子レンジは1.6%減の304万4000台で2年ぶりのマイナス。低価格な単機能レンジの出荷が増え、全体に占める台数構成が19.4%から21.4%に増えた。
 炊飯器は0.8%増の581万3000台で、IHタイプが全体の約7割強を占める。


エリクソンとテリアソネラ 5G通信サービス18年めざす

 エリクソンとテリアソネラの両スウェーデン企業は22日、第5世代(5G)通信サービスの開始で他国に先駆け18年を目指すことで合意した。
 両社の合意によると、通信とIoTの両方のサービスにおいて、エリクソンの5G技術とテリアソネラのネットワーク技術を組み合わせて18年までに顧客にサービスを提供開始する。
 北欧で事業展開するテリアソネラは09年、スウェーデンで世界初のLTEの商用化を実現。先進のモバイルサービスで実績を積んできた。
 また、エリクソンは5G関連出16年を目処にブラジルのアメリカモビルと中南米初の5Gサービスの試験を行うことで合意。ヘルスケアや農業など、5Gの新しいアプリケーション開発でも取り組むことになっている。
 同社は日本でのNTTドコモやKDDIと5G開発を共同で推進、欧州での5G開発に懸命な中国の華為技術(ファーウェイ)と世界の主導権争いを演じている。


15年の国内向け薄型テレビ出荷 4K製品が大幅伸長

 電子情報技術産業協会(JEITA)が25日発表した、15年(1-12月)における国内向け薄型テレビの出荷統計によると、15年の国内薄型テレビの出荷台数は前年比6.7%減の512万2000台と減少したものの、出荷金額は同0.5%減の4104億円とほぼ横ばいとなった。
 テレビの中では高精細4Kテレビが大幅に伸長し、15年における薄型テレビ全体に占める台数構成比は12.3%と10%を超えた。直近の11、12月では金額構成比が45%前後にまで伸びるなど、4Kが着実に浸透していることが分かる。これにより11年からの累計出荷台数は94万台となった。
 4Kテレビは高画質、高音質、インターネット対応を実現した高機能モデルから、手に届きやすい価格設定となっている普及モデルまでラインアップを拡充している。
 国内の家電流通各社では4Kテレビを中心にした展示を行いながら、買い替えを促進。昨年からはCS放送による4Kコンテンツの配信をはじめ、インターネットによるVOD(ビデオオンデマンド)のサービス、CATVの4K放送も始まるなど、コンテンツの充実も追い風になってきている。
 16年はリオデジャネイロオリンピックの開催や、BSによる4K試験放送も始まる予定。11年のアナログ放送停波似合わせ、早期にデジタルテレビを購入した層の買い替えも始まることから4Kの販売は今後もさらに増えそうだ。


NECプラットフォームズ Wi-Fi最新規格対応ホームルーター

 NECプラットフォームズは25日、無線のWi-Fi最新規格に対応し、高速で子どものいる家庭でも安全な通信ができるホームルーターの新製品を発表した。2月4日から発売する。
 発売する「Aterm WF1200HP2」は、Wi-Fi最新規格IEEE802.11acで5GHz帯と2.4GHz帯ともに2本のアンテナを使う2ストリームへ対応した。これにより5GHz帯で最大867Mbps、2.4GHz帯で最大300Mbpsの高速通信ができる。
 新製品は「こども安心ネットタイマー」機能を搭載した。子どもによるネット対応ゲームやスマホWi-Fi接続できるスケジュールを設定できるもの。端末ごとに一時接続の許可や一時接続制限もできる。ルーターモードでもブリッジモードでも使えるため、家族でルールをつくり安心したWi-Fi環境が実現できるようになる。同社は14年5月に発売した商品から適用し、昨年12月に日本PTA全国協議会の推薦も受けている。
 本体はNECが持つ超小型アンテナ技術により11acの2ストリーム対応Wi-Fiホームルーターで国内最小サイズを実現した。


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