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電波新聞拾い読み 2016年1月25日

家電製品協会 新資格「スマートマスター」

 家電製品協会は22日、協会事務局で、スマートハウス普及に向けた人材育成を目指す新資格制度「スマートマスター」の新設と概要を発表した。
 新資格導入目的を、伊藤専務理事は「IoT機器の普及で、消費者のライフスタイルは大きく変わる。今後、普及が進むスマートハウス化を担う住宅、家電製品や住宅設備、エネルギーマネジメントまで、技術や商品動向を理解した人財を育てる」と説明。
 育成カリキュラムと学習テキスト提供、認定試験を実施する認定センターの森センター長は「累計資格保持者16万人の家電製品アドバイザーと家電製品エンジニアに並ぶ3つ目の資格制度として、9月に初の認定試験を全国で実施する」と報告した。
 試験科目は「スマート基礎」と「家電製品」の2つで学習範囲は幅広い。学習用テキストは26日に発刊される。


富士フイルム 高画質撮影のデジカメ

 富士フイルムは、デジタルカメラ「FinePix XP90」を3月上旬から発売する。
 「XP90」は、約203gの小型軽量ボディーに1640万画素裏面照射型COMSセンサーと3.0型の大型液晶モニターを搭載。防水・耐衝撃・耐寒・防じんの4つのタフネス性能を備える。
 片手で握っても滑りにくいグリップや、電池蓋のダブルロック機構など、レジャーシーンでの使いやすさを追求したデザイン。水や砂の侵入、落下の衝撃を気にせず、撮影を楽しめる。
 最速10コマ/秒の高速連写や、滑らかな60コマ/秒のフルハイビジョン動画が撮影できる。設定した時間感覚で、任意の回数の自動撮影ができる「インターバルタイマー撮影」機能を搭載。同機能で撮影した画像をカメラ内で自動的に動画に変換する「タイムラプス動画」機能を新たに搭載し、日没や開花などの様子を捉える定点観測撮影に威力を発揮する。
 「スマートフォン送信」機能を使えば、カメラからスマホやタブレット端末にワンタッチで写真や動画を転送し、その場でSNSなどにアップすることができる。
 市場想定価格(税別)波2万7500円前後。


パナソニック4K動画撮影対応のコミュニケーションカメラ

 パナソニックは、1.0型の大型センサーや広角で明るいライカレンズ、LTE通信機能を搭載し、4K動画が撮影可能な世界最薄ポケットサイズのコミュニケーションカメラ「LUMIX DMC-CM10」を2月25日から発売する。
 新製品は、策値何台数限定発売した「DMC-CM1」から通話機能を省き、データ通信専用SIM対応にした。
 大型1.0型高感度MOSセンサーや、広角で明るい「28mm F2.8LEICA DC ELMARIT」(エルマリート)レンズ」を搭載。一眼カメラと同等の性能を持ちながら、これまで培ってきた光学技術や小型化・薄型化技術によりポケットに入る薄さ約15.2mm(ボディー部)のポケットサイズを踏襲。
 これにより、日頃の生活シーンで出会う被写体を一層手軽に高画質撮影することができ、さらにLTE通信機能によりいつでもどこでもSNSへのアップを行うことができる。一眼カメラと同様に絞りやシャッタスピード、クリエーティブコントロールなどの設定が可能なコントロールリングも備えている。
 市場想定価格(税別)は10万円前後。


中国通信事業者3社の15年携帯加入 14億1000万人を突破

 中国の通信事業者3社はこのほど15年の加入者実績を発表、3社合計で14億1000万人を超えた。
 15年12月末の中国移動の携帯電話加入者数は8億2624万人、年間で1961万人増。このうち、4G契約者早く2億1500万人増の3億1228万人に達し、全加入者の38%を占めた。一方の3G加入者は952万人減の1億6938万人、4Gへのシフトが急速に進んでいる。
 中国聯通の15年末の契約者数は2億8700万人、前年より1244万人以上も減少した。このうち、3G4G契約者は合計で3474万人増の1億8400万人、契約者全体の64%占めている。2G(GSM方式)加入者は4719万人減少の1億300万人になった。また、同社の固定電話契約数は約820万世帯減の7386万世帯、ブロードバンド契約数は354万件増の7233万だった。
 中国電信の昨年末の携帯電話契約者数は1億9790万人、前年より1228万人の純増、。このうち4G契約者が5846万人、3Gが8467万人、3Gと4G合計で前年末より2450万人増えた。


電波新聞拾い読み 2016年1月25日