家電製品協会は22日、協会事務局で、スマートハウス普及に向けた人材育成を目指す新資格制度「スマートマスター」の新設と概要を発表した。
新資格導入目的を、伊藤専務理事は「IoT機器の普及で、消費者のライフスタイルは大きく変わる。今後、普及が進むスマートハウス化を担う住宅、家電製品や住宅設備、エネルギーマネジメントまで、技術や商品動向を理解した人財を育てる」と説明。
育成カリキュラムと学習テキスト提供、認定試験を実施する認定センターの森センター長は「累計資格保持者16万人の家電製品アドバイザーと家電製品エンジニアに並ぶ3つ目の資格制度として、9月に初の認定試験を全国で実施する」と報告した。
試験科目は「スマート基礎」と「家電製品」の2つで学習範囲は幅広い。学習用テキストは26日に発刊される。