マスプロ電工は、4K・8K衛星放送受信の右左旋円偏波対応BS・110度CSアンテナ6機種を、1月下旬から順次発売する。
4K・8K衛星放送は、BSや110度CSの左旋円偏波でも送出される予定で、将来に向けて左旋円偏波の信号を受信できる衛星アンテナが求められている。
今回開発したBS・110度CSアンテナは、従来のBS衛星と110度CS衛星から送られてくる右旋円偏波の信号と、将来放送予定の左旋円偏波信号も同時に受信して、出力周波数も同時に受信して、出力周波数1032-3224MHzに変換することにより、1本の同軸ケーブルで複数の部屋に配信できる。
ARIB(一般社団法人電波産業会)の標準規格である、高度広帯域衛星デジタル放送用受信装置「STD-B63」に準拠している。
アンテナ設置時の作業性を考慮し、新たに取付金具の地域別仰角目盛に合わせやすい調整用目盛を設けたので、仰角の調整がスムーズにできるようになった。