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電波新聞拾い読み 2016年1月13日

11月の移動電話国内出荷

 JEITAとCIAJが12日発表した11月の移動電話国内出荷台数は190万台で、前年同月比24.1%減。
 携帯電話とPHSの出荷内訳は188万台(前年同月比24.5%減)と2万1000台(同46.4%増)。このうち、スマホは冬春モデルの出荷が本格化したが発売日の分散化もあり、11万8000台(同25.3%減)の出荷、2カ月ぶりのマイナスとなった。
 11月の全携帯電話出荷に占めるスマホの出荷比率は58.3%となった。


エプソン 国内初 エコタンク搭載プリンタ

 エプソンはインクジェットプリンタの新商品として、本体側面に大容量インクタンクを装着した「エコタンク搭載プリンター」3機種を国内に初めて投入する。
 同社は海外市場でのニーズに対応するため、10年からアジアを皮切りに大容量インクタンクを装備した「エコタンク搭載プリンター」を発売してきた。新興国を中心に130カ国に投入してきた実績を踏まえ、14年から西欧、15年からは北米など先進国にも投入している。
 今回、日本でも「選択肢を広げ、多様なニーズに応える」ため、発売に踏み切る。
 新商品3機種はこれまでのインクジェットプリンタとは異なるコンセプトで、2年分の大容量インクを同梱し、インクの追加購入と交換の手間を軽減でき、圧倒的な低プリントコストを実現。
 ラインアップはA4カラー複合機「EW-M660FT」、A4モノクロ複合機「PX-M160T」、A4モノクロプリンタ「PX-S160T」。予想市場価格はカラー機が5万円台半ば、モノクロ機が1万円台後半から2万円台後半に置いている。
 「海外ではインクカートリッジ交換の手間、低ランニングコスト、環境性能などが評価されている。先進国の実績や日本での市場性などを検討、ニーズに応えていく」意向。


秋葉原電気街振興会 都内で新年交歓会

 秋葉原電気街振興会は12日、東京都内ののホテルで新年交歓会を開催した。
 開会のあいさつで、小野会長は「年末年始の秋葉原は例年になくお客さまが多かった。ブルーレイレコーダやビデオカメラ、ネットワークオーディオ、ヘッドホンなどがよく売れた」とし、「秋葉原の商売は順調な滑り出しだ」と状況を説明。
 今年の展望については「リオデジャネイロ五輪に向け4Kの試験放送がBSで開始されるため、4Kテレビに期待ができる。昨年10月に発売したウインドウズ10のパソコンにも今年は期待できる」と述べた。
 インバウンド需要に対しても秋葉原電気街として早くから取り組んできたことに触れて、「タックスフリー商売のリーダーとして、インバウンドのお客さまをおもてなししていく」と抱負を述べた。


オーディオテクニカ 新本社ビルの竣工式

 オーディオテクニカは12日、改築していた新本社ビルの竣工式を行い、旧本社所在地の東京都町田市に5年をかけて建設した。
 地上5階建てで敷地面積5300平方メートル。本社機能と研究開発機能を備える。
 1階には無響室や測定室を持ち、「世界に誇れる製品を生み出せる環境が整った」と松下社長は話している。


ハイアールアジア 「アクア」に社名変更

 アクアは、11日付で社名をハイアールアジア株式会社から「アクア株式会社」に変更した、と発表した。
 事業ブランドであるAQUA(アクア)を社名に変更することで企業と事業の戦略を一本化。またブランド資産の統合を図ることで、さらなる改革発展とスピード経営に取り組んでいる。
 AQUAブランドはアクアが、Haierブランドはハイアール ジャパン セールスが、それぞれ事業を推進していく体制にし、ダブルブランド戦略を明快に発展させ、各ブランド価値を一層高めていく。


電波新聞拾い読み 2016年1月13日