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電波新聞拾い読み 2016年1月6日

北海道電力と住友電工 大型蓄電システムの実証実験

 北海道電力と住友電気工業が共同で進めてきた北電南早来変電所(北海道安平町)大型蓄電システム(レドックスフロー電池、定格出力1万5000kWh、容量6万kWh)の設置工事が完了。実証実験を開始した。
 同実証設備の蓄電容量は、レドックスフロー電池としては世界最大級の規模となる。
 両社は今後3年程度の実証期間で、風力発電や太陽光発電の出力変動に対する新たな調整力としての性能実証、および最適な制御技術の開発などに取り組む。
 実証期間中、蓄電池を周波数調整用電源とみなし、周波数変動抑制制御手法を開発する。これまで火力発電や水力発電が担ってきた周波数調整機能と大型蓄電システムを組み合わせることより、周波数調整力に与える効果を検証。
 また、蓄電池による余剰電力(下げ代)対策運転手法を開発する。風力発電や太陽光発電の出力予測などに基づき、大型蓄電システムを効果的に運転することで、再生可能エネルギーの出力増加に伴い発生する余剰電力を減少させる効果を評価する。

※ レドックスフロー電池
 二次電池の一種で、イオンの酸化還元反応を溶液のポンプ循環によって進行させて、充電と放電を行う流動電池。


電波新聞拾い読み 2016年1月6日