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電波新聞拾い読みむ 2015年12月1日

広島でITU主催会議

 ITU(国際電気通信連合)主催の「情報通信の開発指標を考える国際シンポジウム(WTIS-15)」が11月30日から広島で開催され、2日まで様々なテーマでディスカッションされる。同シンポジウムは毎年開催される情報通信の開発指標の在り方を議論する国際的な会議。今年は、ITU創立150周年の記念すべき年で、同日夜には記念式典が開催された。
 同シンポジウムは情報通信の開発指標の在り方を議論することを通じ、諸外国でのICT開発の方策を議論することを目的としている。ITUはICTの各国ごとの開発指標、携帯電話やPCの普及率、インターネットの世帯アクセス率などを公表する。ITU150周年の最後を飾るイベントでもある。


「ケーブル4K」きょう開局 11時から4K実用放送

 ケーブルテレビ業界による4K専門チャンネル「ケーブル4K」が1日開局、ケーブルによる4K実用放送が午前11時から始まる。4Kの実用放送開始は3月の衛星(CS)、先月30日のIPTVに続くもので、開局記念の式典やイベントがきょう予定されている。
 日本ケーブルテレビ連盟によると、1日から4K放送を始める局は全国で39社。放送時間は午前6時から毎日18時間。


九州総合通信局 V-Lowマルチメディア放送局に免許

 九州総合通信局は、VIP(東京都千代田区)に対し、移動受信用地上基幹放送局(九州・沖縄広域圏のV-Lowマルチメディア放送親局)に免許状を交付した。
 V-Lowマルチメディア放送の放送局免許は全国初で、放送開始は16年3月の予定。九州管内では順次、中継局が整備され、九州各県で放送エリアが拡大する。
 また、総務省は同日付で、九州・沖縄マルチメディア(福岡市中央区)に呈して、V-Lowマルチメディア放送の移動受信用基幹放送の業務を認定している。
 V-Lowマルチメディア放送とは、地上アナログテレビ停波後の周波数のうち99MHz〜108MHzの電波を使用する地上基幹放送局を用いて行う放送。
 通信と放送が連携し、様々な形式のコンテンツが提供されるほか、従来の放送にない蓄積型放送や、高画質・高音質のリアルタイム型放送などが想定されている。

V-Lowマルチメディア放送局の概要
免許人VIP
送信所福岡市早良区(福岡タワー)
呼出符号JOLZ-MM7
周波数105.428571MHz
電波の型式3M90 X7W
空中線電力500W


中国 省エネ補助制度復活

 中国は家電製品特定の省エネ補助金制度を2年ぶりに復活させた。北京市政府はこのほど新たに省エネ家電補助制度を発表、11月27日から18年11月30日まで3年間実施する。
 具体的には、北京市在住の消費者を対象に、省エネ家電製品を買う際の販売価格8-20%を補助する。対象製品はテレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、給湯器、空気清浄機、レンジフード、温水洗浄便座、自転車の9品目。
 中国は経済刺激策の一環として、09年から「家電下郷」「買い替え補助」「省エネ補助」など一連の消費奨励策を実施。消費市場を活性化させると同時に、家電産業を大きく支えた。
 13年5月の省エネ補助制度の終了に伴い、家電市場の需要は大きく落ち込み、現在でも低迷が続いている。業界で新たな刺激政策を求める声が多い中、今回の省エネ補助政策には期待が寄せられている。


電波新聞拾い読みむ 2015年12月1日