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電波新聞拾い読み 2015年10月21日

ハイレゾ 増える対応機種

 次世代オーディオの中核「ハイレゾ」ロゴを冠した対応機種認定が400を超えた。CDに比べ音域4倍、音階調256倍を最低条件を最低条件として規格で、対応カテゴリは携帯オーディオ、コンポ、ヘッドホン、テレビ、PC、カーオーディオ、スマホなどに広がり、業界活性化が進んでいる。関連各社は対応製品開発に注力。海外メーカー製品の認定も始まっている。
 日本オーディオ協会(JAS)は14年6月に「ハイレゾリューションオーディオ(サウンド)」の定義とは推奨ロゴを発表。同12月には米CEAとのパートナー契約を締結している。JASは先週行われた「音展2015」開幕日にハイレゾ制定後の動きと展望を発表した。
 校條亮治会長はハイレゾに対する基本的な考えを「Hi-Fiオーディオにつながる新時代のオーディオ表現規格で、対応機種は、民生用の録音から再生に至る一貫した機器」と説明した。9月現在の認定カテゴリは22、対応機種は437で、認定待ちの製品が多数あると報告。「世界市場に対しても日本発・世界初の先行提案でオーディオの音の質向上を図っている。海外製品の認定も始まっている。ハイレゾ・カーオーディオの確立も目指す」と話した。


9月の白モノ家電国内出荷額 5カ月連続プラス

 日本電機工業会(JEMA)が20日発表した民生用電気機器(白モノ)の9月国内出荷額は1764億円で、前年同月比3.4%増と5カ月連続のプラスとなった。15年度上期合計では1兆1859億円、前年同期比4.7%増。
 天候不順や今夏の台風の影響があったが、高付加価値製品を中心に好調に推移した。
 主要製品別では、エアコンの国内出荷が363億円で、前年同月比13.7%増となり3カ月連続のプラスとなった。台数は45万台、同11.9%増で2カ月連続プラス。15年度上期計では518万台、前年同期比1.2%減。
 冷蔵庫は前年同月比微減で34万7000台、5カ月ぶりのマイナス。同2.5%増。15年度上期計では210万5000台で前年同期水準を維持。
 洗濯機は34万3000台、前年同月比11.8%減で2カ月ぶりマイナス。洗濯乾燥機が数量で全体の30%弱で推移。15年度上期合計では198万5000台、前年同期を4.5%下回った。
 掃除機は41万4000台、前年同月比16.9%減の5月ぶりのマイナス。15年と是上期合計は231万7000台、前年同期比1.7%減。
 電子レンジは前年同月比18.4%減の17万8000台で5カ月ぶりのマイナス。「オーブンレンジ」が数量で電子レンジ全体の約80%を占めた。15年度上期合計は124万台、前年同期比4.8%増となった。


キヤノン 快速・快適・高画質ミラーレスカメラ

 キヤノンは、ミラーレスカメラ「EIOS M10」を29日から発売する。
 「EOS M10」は、レンズ交換式カメラ「EOS」のコンセプトである「快速・快適・高画質」を継承し、簡単な操作でユーザーのイメージに撮影設定が可能なミラーレスカメラ。
 シンプルで分かりやすい操作性を実現しており、初めてレンズ交換式カメラを使用するユーザーや、コンパクトデジカメ、スマホ撮影からのステップアップユーザーにも最適。
 約1800万画素センサー搭載、標準ズームレンズとの組み合わせで主さ約431g。ユーザーの好みに合わせてカスタマイズできるアクセサリ(別売)を充実しており、外観のアレンジ壁容易にできるこだわりの自分撮りが可能なモニターと撮影モードを搭載している。


電波新聞拾い読み 2015年10月21日