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電波新聞拾い読み 2015年10月19日

オーディオ・ホームシアター展 ハイレゾで業界活性化手応え

 国内最大のAVイベント「オーディオ・ホームシアター展2015」が「ハイレゾと4Kシアター」をテーマに16-18日、東京・青海のタイム24ビルで開かれた。
 初日は雨模様だったが、前年をしのぐ出足で会場は開幕と同時に熱気に包まれた。
 話題の中心は、知名度が上がった高音質規格の「ハイレゾ」とも高画質で楽しむ「4Kホームシアター」。
 シアターは音響面でも、上部からの音も加えて視聴者を包み込む「ドルビーアトモス」と、映像に合わせて音響発生位置を立体的に定位させることができる「dts:X」規格搭載のAVアンプ新製品の体験コーナーが満席の盛況だった。さらに先を行く8K映像と22.2chの音響を体験できるNHKの展示も関心を集めた。
 開幕前に主催の日本オーディオ協会・校條亮治会長は会見を行い、昨年6月にハイレゾの制定を行って以降、会員数が43社7団体から67社8団体に増加。ハイレゾロゴを使用している機器は国内外で437になったことを発表した。


V-Lowマルチメディア放送 来年3月スタート

 FM東京が中心になったV-Lowマルチメディア放送が「i-dio(アイディオ)」の名称で来年3月にスタートすることになった。サービス地域は東京・大阪・福岡からスタート、順次地域を拡大していく。19年度には世帯カバー率78.3%が目標。専用受信端末のSIMフリースマホも年内にコヴィアから発売される。
 アイディオは地デジのアナログ放送終了後に空いたVHF-Lowと呼ばれる99MHz-108MHzを利用した地域向けの放送サービス。
 映像、音声、データなどの様々な情報を組み合わせたIPデータキャスト(IPDC)放送や、一斉同報による防災情報配信システム「V-Alert」も提供可能。防災情報は専用の防災ラジオで受信する。
 FM東京ではV-Lowマルチメディア放送の事業を推進するための持ち株会社BICを設立、その参加にハード事業者となる基幹放送局提供事業者のVIP、関東・甲信越圏をサービスエリアにする移動受信用地上基幹放送局(ソフト事業者)の東京マルチメディア放送を設立、準備を進めてきた。


アイコムの船舶用トランシーバ NMEA賞を受賞

 アイコムの船舶用VHFトランシーバ「IC-M506」が15年度のNMEA賞無線通信機器部門賞を受賞した。昨年度に続く2年連続受賞。
 他の船舶用電子機器とのプラグアンドプレイ接続に対応した機能性やAIS受信機を搭載していること、直感的な操作を可能にするインターフェイスや録音再生機能、優れたノイズキャンセリング機能が評価された。
 NMEA賞は米国の船舶用電子機器産業の団体NMEAがデザイン、性能、信頼性の優れた船舶用製品を投票で選出する権威ある賞。


米アップルに280億円賠償命令

 米アップルの「iPhone」などに搭載された半導体で特許を侵害されたとして、米ウィスコンシン大学の関係機関が起こした訴訟で、ウィスコンシン州の連邦地裁の陪審は16日、アップルに2億3420万ドル(約280億円)の損害賠償を命じる評決を下した。
 同大関係者の特許保護に取り組む非営利機関「WARF」が昨年、アップルを提訴。陪審は12日、アップルがiPhoneやiPad用に開発した半導体で、処理能力を高める技術に関して特許を侵害したと認定した。


電波新聞拾い読み 2015年10月19日