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電波新聞拾い読み 2015年8月21日

アイコム 屋外向け高耐久アクセスポイント

 アイコムは20日、最新通信規格IEEE802.11acに準拠し、5GHz帯と2.4GHz帯の高速同時通信を実現する屋外向け高耐久アクセスポイント「AP-900」を発売した。
 新製品AP-900は理論値867Mbpsの高速通信が可能。従来のIEEE802.11a/b/g/nにも対応。5GHz帯(ac/n/a)、2.4GHz帯(n/g/b)の同時通信が可能なため、様々な無線LAN機器と接続できる。
 防じん・防水・高耐久のアルミダイキャスト製ボディーを採用し、使用温度-20〜+55度で氷点下の屋外や粉じん中でも使用できる。
 最大16グループのVLANグループ設定機能のほか、PoE対応機能、パケット手フィルタ機能を装備。別売のアクセスポイント管理ツールを導入すれば、電波干渉を低減する自動チャンネル調整、自動出力調整が可能で、ネットワークをリアルタイムに監視できる。


22、23日にハムフェア2015 アジア最大のアマ無線の催し

 アマチュア無線のアジア最大の催し「アマチュア無線フェスティバル ハムフェア2015」が22、23日も東京ビッグサイト西2ホールで開催される。今年のハムフェアのキャッチフレーズは「JARL創立90周年記念ハムフェア」。主催のJARL(日本アマチュア無線連盟)では「創立から現在に至るまでのアマ無線の歴史や数々の出来事などを織り込みながら、新たな楽しみ方への挑戦など、アマ無線の魅力を発見していただきたい」と家族や友人と誘い合っての参加を呼びかけている。
 アマ無線は「金銭上の利益のためで、もっぱら個人的に無線技術に興味を持ち、正当に許可されたものが行う自己訓練、通信および技術的研究の業務」と定義された無線で、電子業界に従事する多くの人が若かりし頃にアマ無線技士の従事者免許を取り、無線局開設の免許を得て通信や実験を楽しんだ。
 ピーク時の1996年には136万局のアマ無線局が存在し、世界一の人口を誇ったが、以降減少し、現在は43万局となっている。無線局の免許は5年ごとに更新しないと消滅してしまうが、無線事業者の資格は終身。300万人以上がアマ無線技士の資格を持っていることになる。潜在人口は十分にあり、引退して余暇時間が増えたアマ無線技士王国を築いた団塊層と、それに続く年代層の復帰が期待されている。
 アマ無線を楽しむには送受信機が必要。アンテナも必須。アパートやマンション住まいが増えたことも局減少の要因の一つ。
 近年、世界中を瞬時に結ぶネットワーク環境が整備されたが、ネット中継で無線を楽しむシステムが、国内はもとより世界的にも普及し始めている。ハムフェアでは、小型トランシーバで海外との交信も楽しめるデータ通信システムの「APRS」や「D-STAR」のデモも行われる。


電波新聞拾い読み 2015年8月21日