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電波新聞拾い読み 2015年7月22日

6月の白モノ家電国内出荷 5.9%増、2654億円

 日本電機工業会(JEMA)が21日発表した6月のエアコン国内出荷台数は天候不順などの影響もあり前年同月比4.3%減の144万6000台、2カ月ぶりのマイナスだった。白モノ全体の6月国内出荷額は2654億円で同5.9%増となり2カ月続けてプラス。単月の出荷額2500億円超えは12カ月ぶり。


東芝 15.6型ビジネスノートPC

 東芝は、超低電圧版CPUのバリエーションを豊富にした15.6型ビジネスノートPC「dynabook Satellite B75」と「同B65」を27日から販売する。
 低消費電力の第5世代インテルCoreプロセッサを搭載し、最大で約30%節電できる。同社独自のすり合わせ技術により、低消費電力CPUの性能を引き出しながらも、約9時間の長時間駆動を実現した。
 電子的にデータのやりとりを行うSSDを搭載するモデルが選択可能。OSやアプリの起動、データの読み出しなどの時間でHDDに比べて短縮される。
 また、USB×4、RGBに加え、4K解像度のHDMI出力ポートなど、ビジネスに必須のインターフェイスを搭載。部品店数の改善で省資源化に配慮するとともに、最厚部でも約2.9mmという薄型筐体を実現した。振動・衝撃から大切なデータを保護するための3D加速度センサーやHDDフローティング構造を採用し、堅牢性を追求している。


アイコム アマ無線機のIPリモコンソフトのアップデート提供開始

 アイコムはアマチュア無線機のIPリモートコントロールソフトウエア「RS-BA1」に新機能を追加するアップデートの提供を開始した。また、同アップデート対応製品も発売した。価格は8500円(税別)。
 既にRS-BA1のユーザーには無償でアップデートソフトを提供。アイコムのホームページからダウンロードできる。


東芝の歴代3社長辞任 室町会長が社長兼務

 東芝は21日夕、一連の不適切会計問題で田中久雄社長、佐々木則夫副会長、西田厚聡相談役の歴代3社長が同日付で辞任したと発表した。後任は室町正志取締役会長が社長を兼務する。
 20日に提出された第三者委員会の調査報告書を受け経営幹部の責任が極めて重いと判断した。室町会長は9月の新経営体制まで暫定社長として兼務し改善策に取り組む。
 同日付で関係していた下光副社長、深串副社長、小林副社長、真崎副社長、久保監査委員会委員長がすべての役職を、前田専務が取締役と代表執行役を辞任した。
 田中社長は「140年の歴史の中で最大のブランドの毀損があり、一朝一夕には回復できない。新体制の下で20万人の従業員が一丸となり、一つ一つ取り組んでほしい」と述べ、報告書にあった経営陣からの過度のプレッシャーや不正会計への黙認に関しては「そのようなことをした認識はない」と明言を避けた。


電波新聞拾い読み 2015年7月22日