トップページ > 電波新聞拾い読み > 2015年7月3日

電波新聞拾い読み 2015年7月3日

日本マイクロソフト 平野社長が新経営方針

 7月1日付で就任した日本マイクロソフト(日本MS)の平野代表取締役社長は2日、東京都内で会見し、今月スタートした16年度の新経営体制、経営方針を語った。
 平野社長は「IT、ビジネス環境は大きく変化している」とし、クラウド、モバイルの急速な普及を挙げ、また社会環境や経済環境の変化について「アベノミクスで(日本経済が)立ち直ってきた反面、少子高齢化、成熟した市場の中でどのようにビジネス、国力を強くしていくかなど高い生産性が求められている」と語る。
 「こうした中、どのような変革を進めていくかが私の大きなテーマだ」と強調する。
 16年度は過去8年強にわたってCEO、社長を務めてきた樋口代表取締役会長(7月1日付)が築いてきた成果と「信頼性、存在感をベースにこれまでの事業をさらに前進させる」とともに、「徹底した”変革”を推進したい」と強調する。
 「PCを核とした考え方から人を核とした考え方へ、販売重視から利用価値重視へなど、徹底した変革を進める」(平野社長)。
 ワークスタイル変革では、東京・調布の技術センターと品川オフィスの統合などさらなる前進を図り、最先端のワークスタイルを構築。また、テレワークの推進や国の地方創世との連携を強化する。


米司法省 GEの家電事業売却を阻止

 米司法省は1日、米ゼネラル・エレクトリック(GE)によるスウェーデン家電大手エレクトロラックスへの家電事業売却計画を阻止するため、独占禁止法違反でワシントンの連邦地裁に提訴した。
 司法省は、計画が実現すれば、企業間競争がなくなることで電子レンジなどの販売価格が引き上げられ、米消費者が不利益を被る恐れがあると適した。


用語解説 モーションコントロール

 モーターと機械部品を組み合わせて機械的動作を制御すること。具体的には、部品実装機(マウンタ)半導体製造装置、工作機械、産業用ロボットなどの位置制御(位置決め)がある。例えば、プリント基板の電子回路に電子部品や半導体を搭載する部品実装機はCモーションコントロールによる位置制御が重要になる。
 位置制御はモーター(サーボモーターなど)とその回転を制御する装置(サーボアンプ)、エンコーダ(回転角・速度・方向を検出する機器)、モーターの回転を直線運動に変える直動システム(直動案内システム)の組み合わせで行う。
 直動システムはレール面の溝をボール(またはローラー)のかみ合わせで走らせる。モーターで直動システムを駆動し、プリント基板の電子回路に半導体や部品をマイクロメートル単位で正確に搭載する。産業用ロボットでもモーションコントロールを採用。モーターにX(横)、Y(縦)、Z(高さ)の3方向に動く直動システムや環境の軸受けを組み合わせて複雑な動きを可能にしている。


電波新聞拾い読み 2015年7月3日