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電波新聞拾い読み 2015年6月30日

LTE対応端末 世界で3253機種

 無線通信機メーカーの国際業界団体GSAによると、第4世代(4G)の移動体通信方式LTE対応の端末機はスマホ、タブレット中心に6月20日時点において世界で3253機種に達した。
 GSAはGSM、WCDMA、LTEなどの携帯電話方式向けの通信機を供給しているメーカーの団体。
 GSAはLTEの次世代サービスLTE-Aを含めLTE方式を利用できる対応機器の普及が4Gサービスの加入者増につながっていると分析。
 昨年7月から今年6月末までの1年間で、世界でLTE対応製品を供給するメーカーは世界で305社を数え、この1年間で81%増加した。その結果、対応端末の機種も3253機種に拡大したとしている。
 このうち1783機種がスマホで、55%のシェア。LTEスマホの99%が3Gにも対応したマルチモード方式。ほかに、タブレットや個人用ホットスポットもLTE全機種に占める比率が大きくなりつつある。GSAによると、LTEサーヒスの加入者増に伴い、対応端末の参入メーカーはさらに増加するという。
 GSAの調査担当、アラン・ヘイデン氏はこうした傾向について「新しいLTE対応端末は毎週10機種以上が市場に投入されており、LTE-A対応の占める比率が次第に大きくなっている」と語る。


サムスン電子 LGユープラスと提携

 韓国のサムスン電子と同国第3位の携帯電話キャリアであるLGユープラスは、第5世代移動体通信システム(5G)分野での提携を発表した。5G周波数帯の定義、5G技術開発と国際標準化に向け、積極的に協業していく考え。
 5Gは20年の商用化開始を目指し世界中で研究開発が進んでおり、韓国では18年の平昌冬季五輪に合わせ、試験サービスの提供が予定されている。
 5Gに使用される周波数帯は、ITU-R(国際電気通信連合の無線通信部門)により19年に正式に決定される見通しだが、サムスンなどはこれに関するホワイトペーパーを用意。業界の主要イベントに共同で参加し、最適な周波数帯を世界に向けて提案していく。
 韓国の通信業界および政府では、27-29.5GHz、31.8-33.4GHz、37-42.5GHz、45.5-50.2GHz、50.4-52.6GHz、64-74GHzの6バンドを提案している。
 5G技術分野では、FD-MIMOアンテナやSDN(ソフトウエア・ディファインド・ネットワーク)、NFV(ネットワーク機能仮想化)技術などの開発に共同で取り組む。


ダイキン 空清機の商売繁盛祈願

 ダイキン工業空調営業本部は、山形県朝日町の建立25周年記念式典に参加、翌日は例年行っている空気神社に参拝し、空気清浄機のお清めや商売繁盛を祈願した。
 式典では、空気に感謝し環境保全に取り組む決意表明を行ったあと、空気神社奉賛会の滝川清一氏に朝日町の鈴木浩幸町長から感謝状が贈呈された。
 空気神社は世界で唯一の空気を祭った神社。ステンレス鏡面がお社となっており、本殿は地下式。朝日町では今後も、空気神社を日本国内だけでなく広く世界にPRし、6月5日を空気に感謝する祝日にする活動を進めていきたいと考えている。


用語解説 同軸コネクタ

 電子回路や装置に同軸コード(コアキシャルコード)を接続するためのコネクタ。高周波損失が少ないという特徴を持ち、高周波帯域を使用する通信関連分野で幅広く使用されている。
 同軸コネクタの用途は、通信インフラ設備や放送設備、FA/産業機器、計測機器、航空宇宙関連など多彩。通信技術の応用分野拡大などに伴い、高周波同軸コネクタの用途は年々拡大している。
 同軸コネクタの種類には、接続部分の構造や対応周波数別に、SMA、SMB、N、BNC、7/16、MCX、M、S/SMAなどがある。金属部は黄銅やリン青銅で、表面は銀めっき、絶縁部にポリスチロールやテフロンを使う。
 同軸コネクタのケーブルアセンブリでは、高周波伝送用に、歪みが少なく信頼性の高いセミリジットケーブルアセンブリなどが使用される。光復号タイプの同軸コネクタや、より高い周波数帯域に対応するミリ波帯対応同軸コネクタの製品化も進み、110GHz対応コネクタなども開発されている。


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