トップページ > 電波新聞拾い読み > 2015年6月25日

電波新聞拾い読み 2015年6月25日

15年のウエアラブル機器世界出荷 前年比2.7倍、7210万台へ

 米IDCは、世界のウエアラブル機器市場見通しを発表した。15年の出荷台数は前年比2.7倍の7210万台。今後5年間は年平均成長率(CAGR)42.6%で市場が拡大し、19年の出荷数は1億5570万台に達すると予想している。
 現在、ウエアラブル市場をけん引しているのは自社開発アプリのみをサポートするベーシック製品。フィットネスバンドがその代表例で、米フィットピット、中国のシャオミなどが提供する100ドル以下の製品が驚異的な市場の伸びを支えている。この勢いは15年も継続する見通し。
 一方、16年になるとサードパーティのアプリにも対応するスマート・ウエアラブル機器が市場をリードするとIDCは予想する。
 「アップルウォッチ」や、米マイクロソフトのヘッドマウントディスプレイ「ホロレンズ」に代表されるスマート機器は”来るべきコンピューティングの変化を暗示するもの”であり、ベーシック製品からスマート・ウエアラブルへの移行により、ベンダーやアプリ開発者、アクセサリメーカーに多大な事業機会がもたらされるとIDCは指摘した。


J:COM エニーを買収

 ジュピターテレコム(J:COM)は24日、イベント興業やプレイガイド事業会社エニーを買収することで合意したと発表した。
 エニーは全国12店舗の「ちけっとぽーと」でチケットを販売しているほか、各種興業の企画立案などのイベント事業やホール運営を受託している。
 J:COMは有料イベント事業を強化するため、4月にエンタメ関連の事業推進室を設置するなど有料イベント事業強化の布石を打ってきた。


用語移設 暗号化

 パソコンなどで作成した文書や画像などの電子データをインターネットでやりとりする際に、通信途中で第三者から盗み見られたり改ざんされないよう、特定の規則にのっとりデータ自体を変換することを指す。
 通常、他人からデータを見られないようにする暗号化と、暗号化したデータを見られるようにする復号化には鍵が使われる。一般的な暗号には秘密鍵暗号と公開鍵暗号がある。秘密鍵暗号は、暗号化と復号に秘密鍵と呼ぶ同じ鍵を使う方式。これにより同じ鍵を持つ人しかデータを見られないようにできるが、あらかじめ安全な経路を使って秘密鍵を送る必要がある。公開鍵暗号は、暗号化する鍵と復号の鍵が別。一般公開されている公開鍵で暗号化し、秘密鍵で復号するが、逆に秘密鍵で暗号化し公開鍵で復号もできる。
 公開鍵暗号でデータを送受信する場合、送信者は受信者が公開している公開鍵で暗号化する。暗号データは受信者の持つ秘密鍵でのみ復号できるため、第三者に中身は解読できない。デジタル署名などは、この公開鍵暗号を応用。


電波新聞拾い読み 2015年6月25日