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電波新聞拾い読み 2015年6月12日

太陽誘電 記録製品事業から撤退

 太陽誘電は11日、記録製品事業から撤退すると発表した。12月末で記録製品の販売を終了する。
 想定を超える市場の縮小、および原材料価格の高騰などの影響で、収益改善が困難と判断。今後の成長も見込めないことから撤退を決定したもの。
 同社は、1988年のCD-Rの開発以来、DVD-R、BD-Rなどの光記録メディアを事業の一つとして推進。しかし、HDDの大容量化、クラウドコンピューティングの普及に伴い、光記録メディア製品の市場は縮小を続けてきた。
 事業撤退にともない、今後は電子部品の最先端技術製品に経営資源を集中する。


東芝 HDR映像対応の4K液晶テレビ

 東芝ライフスタイルは液晶テレビ「レグザ(REGZA)」の新製品として、リアルで立体感のある精細な映像を実現した55/49/43V型の4Kテレビ「G20Xシリーズ」を6月30日から発売する。加えて、新製品はHDMI新規格のHDR(ハイダイナミックレンジ)フォーマット入力にバージョンアップ対応する。
 「4Kレグザ」の新製品は、上位モデルと同様に、液晶パネル背面全体に高輝度広色域LEDを配置し広い輝度レンジを実現した「全面直下LED」で、立体感のあるリアルで精細な映像を高画質で再現する。
 新開発の映像エンジン「4KレグザエンジンHDR」に、いつも見ている地上デジタル、BSデジタル放送や、ブルーレイソフトの映像も4K画素の緻密な映像で映し出す「4Kマスターリファイン」などの高画質機能を搭載した。これにより、高輝度広色域の「全面直下型LED」と相まって、精細感や自然な色彩、輝きある映像を再現する。
 録画機能では、地デジ3チューナに加え、BS/110度CSデジタルチューナを3チューナ内蔵することで、地デジやBS/110度CS放送のチャンネルを視聴しながら、放送時間が重なった2番組をUSBハードディスクに同時に録画できる「BSも地デジも見ながらW録」を搭載している。
 市場想定価格(税別)は43V型の「43GX20」が21万円前後、49V型の「49GX20」が26万円前後、55V型の「55GX20」が30万円前後。


ソニー ハイレゾ音源対応Wi-Fiモデルのタブレット

 ソニーは世界最薄(約6.1mm)・最軽量(約389g)を実現したフラグシップタブレット「Xperia Z4 Tablet」のWi-Fiモデルを6月19日に発売する。
 新製品は、高輝度でフルHDの約2倍の画素数を持つ約10.1ディスプレイを搭載。最大約17時間の連続動画再生が可能な長時間バッテリ性能を実現している。IPX5/IPX8相当の防水性能により、お風呂でも安心して使用できる。
 高音質なワイヤレス音楽再生を実現する音声圧縮技術LDACに新たに対応した。
 市場想定価格(税別)は7万6000円前後。


用語解説 EDLC

 EDLCは、Electric Double Layer Capacitorの頭文字で、電気二重層キャパシタのこと。コンデンサに分類される蓄電デバイス。
 電解液と電極の界面に極めて短い距離を隔てて電荷が配向する現象(電気二重層)を利用して物理的に電荷を蓄える。電極材料として活性炭、電解液には水系、有機系、イオン液体などの中でも有機系電解液が最も使用されている。
 表面実装型やコイン型などの小型品から、リード型、ラミネート型、ネジ端子型まで多彩な大きさと形状で商品化。素子の構造は、アルミ箔上に形成した電極を巻き取った構造の巻回型と、積み重ねた構造の積層型に大別できる。
 小型・中型の製品は、スマホなどで、リアルタイムクロックやメモリーのバックアップ電源用が中心。プリンタやプロジェクタでは補助電源用として、スマートメーターではバックアップ電源用途に採用。
 一方の大型製品は複合機、UPS、ハイブリッド建機、LED照明、自動販売機などで採用。さらに自動車でも搭載が始まっている。


電波新聞拾い読み 2015年6月12日