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電波新聞拾い読み 2015年5月15日

ソニー あかりと音楽が融合、スピーカ内蔵LED電球

 ソニーはLED電球とスピーカを一体化することで、空間をそのまま生かしながら、ワイヤレスで音楽などを再生できるLED電球スピーカ「LSPX-100E26J」を5月23日から発売する。
 ダイニングやリビングルーム、寝室などの照明器具の電球を新製品に取り換えるだけで、電球から音が出る新体験を実現する。
 付属のリモコンで音量と調光のコントロールが行える。
 明るさは全光束360ルーメン。音質面では40mm光景、2Wのフルレンジスピーカを前面に配置したことにより、クリアなサウンドが楽しめる。
 市場想定価格(税別)は2万4000円前後。


NEC Wi-Fiホームルーター

 NECとNECプラットフォームズは、Wi-Fiの最新規格となるIEEE802.11ac(11ac)において、4本のアンテナを利用する4ストリームへの対応により、5GHz帯で最大1733Mbpsの高速通信が可能なWi-Fiホームルーター「Aterm WG2600HP」を5月22日から発売する。
 新商品は、11acの技術である「MU-MIMO」への対応により、スマホやノートPCなど複数端末の同時接続時でも通信速度が低下せず、快適な通信環境を提供する。
 放熱設計の最適化や新アンテナシステムの採用などにより、11ac・4ストリームに対応したWi-Fiホームルーターにおいて、国内最小サイズを実現している。


パナソニック シスネット 1.9GHz帯デジタル無線マイクシステム

 パナソニック システムネットワークスは7月、業務用の1.9GHz帯デジタルワイヤレスマイクシステム6製品を発売する。
 新製品はDECT製品専用の1.9GHz帯のデジタル通信方式を採用、他帯域のワイヤレスマイクや赤外線通信などと比べて影響を受けにくく、より高音質でクリアな通信が可能。アンテナとマイクは機器同士のボタン操作だけでID認証を行えるため、高い秘匿性・秘話性を確保した。
 マイクはハンドヘルド型(WX-ST100、4万3000円)と2ピース型(同ST300、4万9000円)を容易。アンテナステーション(同SR102、12万円)、ベースステーション(同SP104、6万9000円)など、価格はすべて税別。


14年度国内移動電話出荷 前年比4.8%減2192万台

 JEITAとCIAJは14日、14年度(14年4月-15年3月)の国内移動電話出荷台数を発表した。
 携帯電話(スマホ含む)と公衆用PHSを合わせた移動電話の出荷台数は、前年比4.8%減の2192万3000台。3年連続のマイナスとなった。
 このうちスマホの出荷台数は990万1000台で、同18.1%減少。国内での需要が一巡したことを裏付けた。移動電話出荷に占めるスマホの割合は45.2%。


世界情報社会・電気通信日

 国連の専門機関、国際電気通信連合(ITU)は5月17日を「世界情報社会・電気通信日」に制定しており、毎年この日を記念して、世界各地で式典が開催されている。
 国内でも日本ITU協会が主催して15日午後、式典を行う。17日が日曜日のためで、今年で47回目を迎える。
 式典は電波産業会(ARIB)と情報通信技術委員会(TTC)が後援する。


ITUが創立150周年

 5月17日に創立150周年を迎える国際電気通信連合(ITU)は15ある国連の専門機関の一つで、世界最古の国際機関とされている。
 本部はスイスのジュネーブ。前身は1865年5月17日にパリで設立された「万国電信連合(ITU)」。現在のITUの”T”(テレコミュニケーション)は、設立当時「テレグラフ」の意味だった。現在はバチカン含め193カ国が加盟している。
 ITUの役割は、ITU憲章に基づき無線通信と電気通信分野における各国間の標準化と規制の確立にある。
 ITUを構成する部局は通信部門(ITU-R)、電気通信標準化部門(ITU-T)、電気通信開発部門(ITU-D)の3部門と事務総局。3部門の中にそれぞれ無線通信局(BR)、電気通信標準化局(TSB)、電気通信開発局(BDT)が置かれ、各局長が部門をまとめる。
 現在の事務局長は中国人のジャオ・ホーリーン氏で19人目。事務総局長の任期は4年で、選挙により選出されるのが原則。
 無線周波数帯の割り当て、国際電話のための各国間の接続調整などがITUの主な業務。ITUが決定した国際標準は「デジュール・スタンダード」と呼ばれ、市場でシェアの多い規格が標準とされる「デファクト・スタンダード」(事実上の標準)より高い位置付けにある。
 ITUはこうした一連の活動をベースにし、先進国と途上国との情報格差「デジタルデバイド」の解消、ICTの「ジェンダーギャップ」(男女間格差)解消、サイバーセキュリティ対策に取り組んでいる。
 ITUF創立150周年行事の一環として、今年11月に広島市で「第13回ITU世界電気通信/ITU指標シンポジウム」(WTIS)を開く。ICTに関する統計・指標に関する会議で、日本では初の開催。


電波新聞拾い読み 2015年5月15日