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電波新聞拾い読み 2015年5月8日

ソフトバンク、ヤマダと提携 資本・業務提携を結ぶ

 ソフトバンクとヤマダ電機は7日、資本・業務提携を結んだと発表した。
 資本提携ではソフトバンクがヤマダ電機の株式約4832万株を1株当たり471円で取得する。ソフトバンクの取得額は約227億6000万円となり、ヤマダの株式5%を取得することで第4位の株主になる。
 業務提携では全国に展開するヤマダの家電量販店を活用して自社のスマートハウス事業と、ソフトバンクグループのネットワークを活用したブロードバンド事業や自然エネルギー事業、ロボット事業の融合を図っていく。この融合により「家一軒まるごと」と「少子高齢化社会」の対応ビジネスを可能にする。


JVC スポーツ用ヘッドホン新型

 JVCケンウッドはJVCブランドから、スポーツ用ステレオヘッドホン「HA-EXC25」を5月中旬から発売する。
 「HA-EXC25」は、より安定した装着感を目指し、可動式イヤフックが耳にしっかりフィットする「ピボットモーションイヤーフック」を新たに開発。可動式のイヤフックが耳にしっかりフィットすることで、安定した装着感を実現した。
 軽量ボディー(約8.6g)によりスポーツ時も快適な装着感を実現。迫力の高音質サウンドが楽しめる高磁力ネオジムドライバーユニットを搭載し、ランニングやジムなどのトレーニング時に、より快適なリスニングが楽しめる。
 コードのこすれ音を抑えるクリップを付属。耳穴の大きさに合わせて交換できる3サイズ(S、M、L)のシリコンイヤピースも付属。コードを首の後ろに回して胸元をすっきりと装着できる1.2m U型コードを採用した。
 市場想定価格(税別)は2300円前後。


ヤマダ電機15年3月期連結決算

 ヤマダ電機の15年3月期連結決算は、売上高が前年比12.1%減の1兆6643億7000万円、営業利益は同41.9%減の199億1800万円、経常利益は同29.2%減の355億3700万円、純利益は同50%減の93億4000万円。
 昨年4月1日以降の消費増税後の反動減に加え、ウインドウズXPサポート終了に伴うPC買い替え需要の反動減が響いた。
 さらに、梅雨明けの遅れや台風などの自然災害による来店客数の減少、冷夏や暖冬による季節関連商品の伸び悩み、また太陽光発電システムの販売減など、複数の要因が重なり減収減益になったとしている。
 年度末の連結店舗数は、海外も含め1016店舗。内訳は単体直営688店舗、ベスト電器182店舗、樋の多連結子会社146店舗。非連結子会社7店およびフランチャイズ店を含めた総店舗数は1万1471店舗となった。


ケーズデンキ15年3月期連結決算

 ケーズホールディングスの15年3月期連結決算は、売上高が前年比9.1%減の6371億9400万円。昨年2月末の消費税増税を前にした駆け込み需要の反動減や、天候不順によって冷蔵庫、エアコンなどが前年を下回った。
 さらに昨年4月のウインドウズXPサポート終了に伴う駆け込み需要の反動減、スマホの販売数量減少など情報機器の販売も昨年を下回った。
 一方で4Kやケーブルテレビのデジアナ変換サービス終了などが追い風になったテレビのほか、クリーナー、理美容・健康器具は堅調に推移した。
 収益面では、減収に加え、積極的な出店で地代家賃や減価償却費などの増加により、営業、掲示用、最終の各利益は減益だった。営業利益は同21.6%減の185億3900万円、経常利益は同17.9%減の258億4900万円、純利益は同14.1%増の150億3000万円。
 店舗は11店を出店した関東圏を中心に直営33店を出店、一方で直営11店を閉鎖。3月末の店舗数は直営437、FC11店の計448店になった。


3月の世界半導体売上高 6%増277億ドル強

 米半導体協会(SIA)は、15年3月の世界半導体売上高(3カ月間の移動平均)は前年同月比6.0%増の277億1000万ドルだったと発表した。前年同月比はこれで23カ月連続。前月比では0.1%減と、5カ月連続マイナスとなった。
 1-3月(第1四半期)売上高は前年同期比6.0%増の831億ドル。ジョン・ニューファーCEOは「厳しいマクロ経済環境ながら、第1四半期は、過去最高売上げを記録した前年の同時期を上回った」と評価した。


電波新聞拾い読み 2015年5月8日