売上高 | 2850億円 |
営業利益 | 66億円 |
経常利益 | 31.8億円 |
当期純利益 | 46.5億円 |
JVCケンウッドは、事業売却やクリエーション事業における商品絞り込みの影響などで、売上高は前年比9.9%減少。しかし前年度に実施した構造改革による固定費削減効果で損益は大幅に改善し、営業利益は同48.6%増、純損益は前年65億円の赤字から46億円の黒字に回復した。
主力のカーエレクトロニクス部門は、OEM事業において純成の自動車メーカー向けAV一体型カーナビシステムの販売が縮小したことから減収。一方、営業損益は事業改革の効果により黒字転換した。
プロフェッショナルシステムは、主に携帯電話事業を手がけていたジオビットの株式売却の影響で減収減益。
光学&オーディオ部門は、クリエーション事業における商品絞り込みや、映像光学事業での4Kプロジェクタの販売減が響いて同26.4%減の減収。ソフト&エンターテインメントも、コンテンツ、受託ビジネスとも振るわず減収となった。