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電波新聞拾い読み 2015年4月9日

パナソニック ハイレゾ音源再生対応のCDステレオシステム

 パナソニックは音楽CD、パソコンやスマホなどの音楽もこだわりの高音質で楽しめるハイレゾ音源再生対応のCDステレオシステム「SC-PMX100/同PMX70」を5月22日から発売する。
 新製品は、CDの音源よりも解像度の高いハイレゾ音源を手軽に楽しめるミニコンポ。両機種ともにUSBメモリー再生に対応しているので、ハイレゾ音源などの音楽を保存して接続すれば、ハイレゾ音源を手軽に再生できる。
 PMX100は「USB-DAC機能」を搭載しており、パソコンとUSBケーブルで接続するだけで、パソコンから再生するハイレゾを含む様々な音源をダイレクトに再生できる。PMX100のスピーカには、100kHzまでの再生に対応したスーパーソニックツイータを採用し、繊細でキメ細やかなサウンドを再現する。
 CDやラジオのほか、ブルートゥース対応のスマホなど、様々な音源を手軽に高音質で楽しめる。市場想定価格はPMX70が4万円前後、PMX100が7万円前後。


5G発展へ日韓協力

 日本と韓国が第5世代(5G)移動体通信サービスの発展で協力することになった。日本の5G推進団体「第5世代モバイル推進フォーラム」(5GMF)と韓国の「5Gフォーラム」の両団体が6日、東京都内で5Gの早期推進に向け覚書に調印した。
 5Gは第4世代サービスLTE-A方式の後継サービス。通信速度はLTE-A方式の10倍。日本では世界に先駆けて東京五輪・パラリンピック開催の20年に商用化を目指す。韓国、中国、欧州、米国で開発が進められている。


14年11月の国内インターネット通信量 総DL、38%増3.6Tbps

 総務省は14年11月の国内インターネットトラフィック(通信量)の集計結果を公表した。同省は毎年5月と11月の通信量を公表している。
 調査にはISP事業6社、インターネットエクスチェンジ(IX)5団体、および江崎浩東大教授ら5人の研究者が協力している。
 同省によると、昨年11月の国内ブロードバンド(FTTH、DSL、CATV、FWAの各サービス)契約者数の総ダウンロード通信量は推定で約3.6Tbps。ダウンロード通信量は前年同月より37.5%増、半年前の5月比で22.8%の増加。
 一方で、BBサービス契約者の総アップロードトラフィックは推定約930Gbpsで前年同月比11.5%、5月比で2.8%共に増加した。
 トラフィックの変化を時間帯別で見ると、昨年11月のBB契約者のトラフィックのピークは午後9時から11時。土曜・日曜日は日中の時間帯も多い。スマホの普及、動画のダウンロードの増加などにより、インターネットの通信量は以前、増加傾向にある。


コラム 運用開始100年のTYK式無線電話機

 東海無線会から「世界初の無線電話」と題する冊子が届いた。同会は、かつてNTTで無線に関わる仕事をしたOBの集まりである。
 世界初の無線電話が、三重県の鳥羽と答志島、神島間で運用を開始してから、昨年でちょうど100年。これを記念して東海無線会が同年12月に資料展を開催した。前記冊子は資料展向けに収集した記録の中から主だったものが編集されている。
 無線電話機は逓信省電気試験所の鳥潟、横山、北村という3人の研究所の共同研究で発明された。非常に狭い放電間隙に火花を飛ばしたときに外部回路に発生する高周波振動を用いている。日本独自の技術による同無線電話機、発明者3人の頭文字を取ってTYK式無線電話機と名付けられ、1912年に特許出願された。
 港と出入りする船との間で通話試験が行われ、50kmまで通話できることが確かめられた。その後、世界初の無線による公衆電話業務開始につながる。
 TYK式無線電話機は08年に未来技術遺産に登録された。逓信総合博物館に実機が展示されていたが、同博物館が閉鎖された後は市川市の郵政博物館資料センターに保管されている。鳥羽日和山には50周年に際し「無線電話発祥記念碑」が建立された。かかる歴史的な記録を残された東海無線会の努力を多とするものである。


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