トップページ > 電波新聞拾い読み > 2015年4月3日

電波新聞拾い読み 2015年4月3日

14年12月末の国内携帯契約 5.6%増1億4379万件

 総務省は14年第3四半期分から、携帯電話の契約数などのデータ公表方法を見直すことになった。グループ内取引を調整した算出結果と、従来通りの単純合算の2つの実績が公表されることになった。
 この結果、14年12月末の調整後の国内携帯電話契約数は前年同期比5.6%増の1億4739万件(単純合算で1億4981万件)になった。
 見直し後の携帯電話の事業者グループ別シェアではソフトバンクグループが29.4%でKDDIの28.4%を抜いて2位に浮上した。首位はNTTドコモの42.2%。
 12月末のLTE契約数は同59.6%増の6187万、MVNO(仮想移動体通信事業者)契約数は892万で同33.2%増。MVNO事業者は170社を数え、MVNO契約が全携帯契約に占める比率は同1.2ポイント増の5.8%に増えた。


シャープ 3太陽光発電所商業運転を開始

 シャープと芙蓉総合リースが共同出資する合同会社クリスタル・クリア・ソーラーは、茨城県、広島県および三重県で建設していた「利根町シャープ第二太陽光発電所」「帝人三原第二太陽光発電所」および「シャープ大紀町太陽光発電所」の商業運転を3月下旬に開始した。いずれもシャープが合同会社から建設を委託され、発電事業まで行う。


インテル 第5世代プロセッサ発表

 インテルは2日、最先端の機能を備えた「第5世代インテルCore vProプロセッサファミリ」を発表した。
 第5世代の同プロセッサはよりモバイル化された活動的な職場を実現するため、ワイヤレスによる技術革新やセキュリティ、向上した性能、改善された管理機能を提供。
 これにより、インテルCoreプロセッサを搭載した4年前のPCに比べ約3倍のバッテリ駆動時間、2.5倍の処理能力の高速化を実現。4年前のウルトラモバイルPCと比べて50%の薄型軽量となり、2in1やウルトラブック、超薄型クラムシェル、ミニPCなど幅広い形状のデバイスで小型薄型化を可能にした。
 同社日本法人では、第2四半期(4-6月)からインテルProWiDi対応製品を会議室に導入し、先進の仕事述を実践していく方針。
 第5世代の同プロセッサを搭載したデバイスはベンダー各社から順次発売される予定。


マスプロ電工 防水対応スポーツカメラ

 マスプロ電工はアウトドアやレジャー、スポーツに最適な防水対応スポーツカメラ「Kodak PIXPRO WP1」を4月16日から新発売する。
 今回の新製品は、水平方向360度撮影できるアクションカメラ「Kodak PIXPRO SP360」に続く製品。
 新製品は、旅先での海中水泳や水上スポーツなど、厳しい環境下での撮影にも十分に耐え、簡単に水中撮影ができる。
 水深約5mまでの水圧に耐えられる防水性能と、高さ約1.2mまでの落下に対する耐衝撃性能を兼ね備えている。
 2.7インチモニター搭載で、写真撮影モードだけでなく、1280×720ピクセルのハイビジョンのハイビジョンビデオモードを搭載している。顔認識機能により、自動で顔に露出を合わせたきれいな写真を撮影できる。
 本体は、約130gの軽量コンパクトボディーで、約1600万画素のCCDセンサーを搭載。単3乾電池2本で駆動する。
 主な販売先は、ヨドバシカメラ、ビックカメラグループ、ケーズデンキ、エディオングループの家電量販店各店舗と公式通販サイト。


電波新聞拾い読み 2015年4月3日