総務省は14年第3四半期分から、携帯電話の契約数などのデータ公表方法を見直すことになった。グループ内取引を調整した算出結果と、従来通りの単純合算の2つの実績が公表されることになった。
この結果、14年12月末の調整後の国内携帯電話契約数は前年同期比5.6%増の1億4739万件(単純合算で1億4981万件)になった。
見直し後の携帯電話の事業者グループ別シェアではソフトバンクグループが29.4%でKDDIの28.4%を抜いて2位に浮上した。首位はNTTドコモの42.2%。
12月末のLTE契約数は同59.6%増の6187万、MVNO(仮想移動体通信事業者)契約数は892万で同33.2%増。MVNO事業者は170社を数え、MVNO契約が全携帯契約に占める比率は同1.2ポイント増の5.8%に増えた。