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電波新聞拾い読み 2015年3月13日

ICT各社 マイナンバー制度に対応

 社会保障・税番号制度(マイナンバー制度)の運用が来年1月から始まるのを受け、ICT(情報通信技術)各社は、企業における制度対応のシステムやサービスの展開を強化している。企業は制度運用が始まるまでに、給与や経理などの既存システムのデータとマイナンバーをひも付ける必要がある。「企業における認知度がまだ高くない」という声もあり、各社は対応ソリューションを用意することでシステムの改修を働きかけている。
 マイナンバーは15年10月から個人番号・法人番号の通知を行い、16年1月から順次、社会保障、税、災害対策分野で利用を始める予定になっている。制度開始を受け、企業におけるシステム対応が不可欠になるため、今からシステム改修への取り組みが求められる。主要ICT各社は業務パッケージシステムのマイナンバー対応を行うとともに、制度対応の支援に向けた取り組みを本格化している。


パナソニック 三洋電機との一体化完了

 パナソニックは11日、傘下の三洋電機の生産子会社、三洋テクノソリューションズ(鳥取市)の全株式を投資ファンドの「ジェイ・ウィル・パートナーズ」(東京)に31日付で譲渡すると発表した。
 三洋電機の生産会社で最後に残った三洋テクノの売却決定で、パナソニックは11年に完全子会社化した三洋電機との一体化を事実上完了する。
 三洋電機の社員約7000人は4月にパナソニックに転籍する予定。法人格としての三洋電機は残るが、業務は一部の総務部門だけとなる。


日本通信とVAIO 協業でスマホ開発

 日本通信とVAIOは12日、VAIOブランドのスマホ「VAIO Phone」を日本市場に投入すると発表した。
 発売する「VAIOPhone」は5インチディスプレイを採用し、ガラス素材を生かした表と裏の光沢面と、つや消しのマット素材の側面を組み合わせたシンプルなデザインが特徴。握りやすさを重視したソフトタッチ塗装により、男性でも女性でも片手で扱える。
 本体には1.2GHzクアッドコアのCPU(中央演算処理装置)と2GBのメモリーを搭載するとともに、1300万画素のカメラを搭載。スマホとしての基本性能を確保した。基本ソフト(OS)はアンドロイド5.0を搭載している。
 価格は端末一括購入で5万1000円(税別)となり、24回分割払いの場合は音声通話と1GBで月額2980円、音声通話と通信無制限で月額3980円となる。販売はこれまでのパートナーなどと連携して行う。
 日本通信は、MVNO(仮想移動体通信事業者)の国内の先駆者として通信サービス事業を展開してきている。昨年、VAIOと協業し商品開発プロジェクトを開始。今回、商品を実現した。


九州指月 太陽光発電所を稼働

 九州指月は14年12月25日、福岡県嘉麻市の同社敷地内に野立ての太陽光発電所を建設し、稼働開始した。発電出力は608kW。
 指月電機製作所は太陽光発電や風力などの新エネルギー分野で使用されるコンデンサを開発・販売しており、自社での太陽光発電所の運用を通じて、製品改良や、次の製品開発につなげる考え。


福岡でハムフェア アマチュア無線を広くPR

 日本アマチュア無線連盟(JARL)九州地方本部は8日、福岡県苅田町の日産自動車九州の体育館で「第14回西日本ハムフェア」を開催した。九州総合通信局と苅田町教育委員会、電波適正利用推進員協議会が講演。アマチュア無線愛好家ら過去最多の1750人が来場した。
 アマチュア無線を様々な角度から取り上げ、与えられた電波資源を活用した社会貢献の在り方や、楽しみながら楽しい運用の理解を得られるよう、会場では幅広い催事を実施。
 講演「理事たちと語ろう」は、JARLの山之内会長、高尾副会長、前川副会長をはじめ、全国各地の地方本部長らも参加した。
 医師による「医療活動とアマチュア無線」に加え、アイコムによる「無線機の魅力」、八重洲無線による「新世代のアマチュア無線の楽しみ方」なども好評だった。
 アマチュア無線に関する様々な実演や展示を通して、1人でも多くの来場者に免許取得を働きかけるも狙いの一つ。
 会場はJARL各県支部をはじめ、アイコム、アルインコ、第一電波工業、八重洲無線、JVCケンウッド、コメットなど国内大手メーカーが一堂に新製品を展示。
 青少年らに科学心を養ってもらおうと、毎年恒例のAM・FMラジオを作る「こども工作教室」も実施した。
 次回も同会場で、16年3月第1週末を予定しているが、来場者から要望の強い2日間開催を検討する。


電波新聞拾い読み 2015年3月13日