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電波新聞拾い読み 2015年2月27日

シャープ 「IGZO」使用継続

 高画質で省電力のシャープの液晶ディスプレイ「IGZO」の商標登録は無効との判断が知財高裁で示された。ただ、商標無効が確定しても「IGZO」の名称は使用可能。シャープは無効とされた商標以外にも、「IGZO」の文字と酸化物の結晶を意味する絵柄を組み合わせたロゴマークや、「イグゾー」などの関連商標を保有しており、「業績に影響はない」と説明している。
 液晶事業を中核に据えるシャープにとって「IGZO」は、その技術力を象徴する言葉。それだけに重要な商標と位置付けていた。
 同社では、判決文の内容を精査した上で、最高裁への上告を含め適切に対処するという。


特許侵害で米アップルに630億円の支払い命令

 米アップルのコンテンツ配信サービス「iTunes(アイチューンズ)」をめぐり特許を侵害されたとして、米特許管理会社スマートフラッシュが起こした訴訟で、テキサス州連邦地裁の陪審団は24日、アップルに5億3290万ドル(約630億円)の支払を命じる評決を下した。
 スマート社はアイチューンズでダウンロードした音楽や動画のアクセス、保存機能に関して特許を侵害されたと主張。8億5200万ドルの支払いを求め、13年5月に提訴した。


NEC 4096QAM方式の変調技術を開発

 NECは大容量マイクロ波通信装置向けに、世界最高率の無線伝送が可能な4096QAM方式の変調技術を開発した。無線通信でも光回線波の1Gbps以上の転送レートを実現するモバイルバックホールの構築が可能になる。
 スマホやタブレット端末の普及が世界的に急速拡大し、通信トラフィック急増に対応するため、モバイルバックホールの大容量化が求められている。大容量化には周波数の利用効率向上が重要。
 同社は、周波数利用効率向上への対応として4096QAM変調方式を開発し、限られた周波数リソースの中で、高効率伝送を可能としてモバイルバックホールの大容量化を実現した。


電波新聞拾い読み 2015年2月27日