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電波新聞拾い読み 2015年2月13日

バッファロー USB3.0対応ポータブルHDD

 バッファローは、「ICカードロック解除」機能を搭載したUSB3.0対応ポータブルハードディスク「HD-PZNU3シリーズ」(容量2TB、1TB)を2月下旬から発売する。  新製品は、米軍納入品の選定に用いられる米国MIL規格に準拠している。また、ロック解除キーをかざすだけでセキュリティ解除が可能になる「ICカードロック解除」機能(特許出願済み)に対応。同梱の非接触型ICカードや、交通系ICカード、「おサイフケータイ」対応スマホをロック解除キーとして登録できる。  価格(税別)は1TBが1万9900円、2TBが3万1000円。

日本アンテナ 小型ブルートゥースSP

 日本アンテナは、「INE(アイネ)」ブランドの小型ブルートゥース・スピーカ「SPB04」シリーズを発売した。
 新製品は最大出力3Wのモノラルスピーカ搭載の小型スピーカ。リチウムイオン電池を内蔵しているため、場所を選ばずに音楽を再生できる。ブルートゥースに対応したスマホやタブレット端末とペアリングすることで音楽をワイヤレスで楽しめるほか、ハンズフリー通話も可能。
 本体はNFC(近接無線通信)に対応しているため、ワンタッチでブルートゥースのペアリングができるため、煩雑な設定も必要ない。マイクロSDカードに保存されたMP3/WMAといった音楽ファイルも再生できる。音楽プレヤーなどを接続できる外部入力端子もついており、連続再生時間は約3.5時間となっている。


14年の国内PC出荷 1.5%減1539万台

 IDCJapanが12日発表した14年の国内PC出荷台数は、前年比1.5%減の1539万台となった。
 家庭市場が同2.4%増と600万台、ビジネス市場が同3.8%減の939万台となり、ビジネス向けで昨年4月のウインドウズXPサポート終了に伴う特需の反動が響いた。
 家庭市場はタブレットの影響が軽減したことでプラス成長に戻った物の、ビジネス市場は厳しい結果だった。1-3月と4-6月はXPサポート終了に伴う需要が寄与したが、7月以降は反動が続いた。
 ベンダー別動向を見ると、上位5社の順位に変動はなく、1位はNECレノボグループ。13年から0.5ポイント増やし、シェアを26.3%に伸ばした。以下、富士通、東芝、デル、ヒューレット・パッカード(HP)となった。
 下位グループでは、エイスースが9位から7位に、エイサー、エプソンが1つずつ順位を上げた。特にエイスースは低価格のノートPCが好調で、大きく台数を伸ばしている。


14年国内移動電話出荷台数 4年連続で前年割れ

 JEITAとCIAJが12日発表した14年の国内移動電話累計出荷台数は2130万8000台、前年比10.4%減と、4年連続して前年を下回った。国内の需要が一巡したことで、スマホの年間出荷台数は919万台となり、同30.2%減と大きく落ち込んだ。
 年間出荷台数の内訳は、携帯電話が2038万台で同8.3%減、PHSが同92万8000台で同40.9%減と大きく減少した。


WDLC 春商戦でPC買替え促進 5月初旬までキャンペーン

 ウインドウズ デジタルライフスタイル コンソーシアム(WDLC)は12日、古いパソコン(PC)からの買い替えを促進する一般コンシューマ向けPCの春商戦向け販売施策を発表した。同日からキャンペーンを開始し、フルPCを使っている際に感じるイライラを解消するシナリオなどを、最新PCの魅力とともに伝えていく。
 WDLCは新しいデジタルライフを提案する業界団体で07年に設立。現在112社が加盟して活動を進めている。昨年は新オフィス搭載PCを推進し、秋冬のキャンペーンでは全国3000店の量販店店頭での訴求をするなど業界全体で市場活性化への取り組みを進めてきた。
 春商戦ではPCの買い替えを促進する。14年6月に行った4万人のユーザー調査によると、購入意欲が高まるのは処理スピードの速さで、購入後はインターネット動画を楽しみたいという声が多かった。今回のキャンペーンでは、こうしたユーザーの意向に応えられるようにしていく。
 ウインドウズOSは最新版の8.1では性能が大幅に高まっていることから、日本マイクロソフトと連携し訴求する。日本マイクロソフトによると、PC起動時間は、ウインドウズ8.1が、XPの約3.3倍、ビスタの約2.9倍、7の約2.5倍と高速になり、終了時間ではXPの約2.8倍、ビスタの約1.8倍、7の約1.6倍速くなっている。日本マイクロソフトでは「こうした最新PCの性能などをWDLCと連携しながら訴求していく」計画。
 キャンペーンは5月初旬まで。


電波新聞拾い読み 2015年2月13日