トップページ > 電波新聞拾い読み > 2015年2月4日

電波新聞拾い読み 2015年2月4日

14年世界半導体売上げ 過去最高の3358億ドル

 米半導体工業会(SIA)は2日、14年の世界半導体売上高が過去最高の3358億ドルになったと発表した。前年比9.9%の増加。10年以来、4年ぶりに全地域がプラス成長を記録、中でも米州が同12.7%増と力強い伸びを見せた。
 1月にSIAの新CEOに就任したジョン・ニューファー氏は「14年は、ほぼ全ての地域と製品カテゴリで幅広く持続的な成長が見られ、売上げは2年連続で過去最高を更新した」と評価した。
 地域別では、米州の他世界最大の半導体市場であるアジア太平洋も同11.4%増と2桁伸長。欧州は同7.4%増、日本も同0.1%増と小幅ながら、4年ぶりに前年実績を上回った。
 製品カテゴリ別では、ロジックICの売上げが同6.6%増の916億ドルで最大。次いでメモリーが792億ドル。


NICT Wi-SUN規格準拠の無線機実装に成功

 NICT(情報通信機構)は世界で初めて、家庭内無線ネットワーク用Wi-SIN認証規格に準拠した無線機の実装に成功した。
 家庭内の各家電消費電力を削減するHEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)は、HEMSコントローラ、スマートメータおよび家電などで構成される。各機器間をつなぐ国内標準プロトコルとして、エコネット・ライト(ECHONET Lite)があるがエコネット・ライトをサポートする無線ネットワークが必要だった。
 12年に設立されたWi-SUNアライアンスでは、国際標準規格準拠(IEEE802.15.4g)の920MHz帯無線プロファイルの作成を進め、今年1月29日に「Wi-SUNプロファイル」が策定された。
 今回開発した無線機は、HEMSコントローラと家電などを接続する「HAN(ホーム・エリア・ネットワーク)」用Wi-SUNプロファイルを備えている。
 このシステムでは、1台のHEMSコントローラに対して、2台以上の家電を接続できる。さらに、通信距離などで通信状態が劣悪な場合などに必要となる無線中継機能も付いているのが特徴。
 今後、NICTはWi-SUNアライアンスの支援の元、今回開発の技術を国内外で展開、促進する考え。


オンキヨー 台湾メーカーと資本・業務提携

 オンキヨーは、台湾のオーディオ機器メーカー・ザイラックスと資本・業務提携すると発表した。オンキヨーのマレーシア生産子会社OAEがザイラックスを引受先として、OAE株式の第三者割当増資により新株発行を行う。
 オンキヨーの主力事業であるAV機器の生産では、マレーシアを主な拠点としている。その一つである現地生産子会社OAEでは、主にオンキヨーブランドの高価格帯のAVレシーバや単品コンポなどを生産している。
 ザイラックスは80年に台湾で設立され、PC用のスピーカからオーディオ製品、ホームシアター製品など幅広いAV機器のOEM生産において高い実績を誇り、さらなる生産拠点の拡大を目指している。
 同提携により両方のOEM顧客の拡大や技術面での協業に加え、両社の製品をOAEで生産し、生産体制の効率化を実現することで企業競争力を高め業績改善を目指していく。


電波新聞拾い読み 2015年2月4日